女が見ていた (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 犯人まで後一歩のところでするりと手から零れ落ちるところなど、なかなかスリリングで面白いと思ったけどな。那須氏、行動が怪しすぎた。最初はこいつかと思ったよ。犯人の告白文は調書の形態なのかカタカナ交じりなので少し読みにくい。

  • 夜の女たちは事件に巻き込まれがち…

    金田一耕助が出なくても面白い横溝作品の一つですね。皓三が犯人を追うシーンは、疾走感溢れていて面白いです。
    昭和二十年代の夜の銀座の風景かよく描かれている。パージとか、リンタクとか、ネットで調べながら読みました。 
    最後の犯人の手記も、何だか気味悪さがあって良いです!

  • 妻と喧嘩をして家を飛び出した作家・啓介。途中3人の女に尾行されていることに気が付く。酔って記憶を無くし気が付くと自宅では妻が殺害されていた。啓介の家に住み込む男・西沢の思惑。啓介の為に女を探す田代。しかし、女により啓介のアリバイが立証されることを恐れた犯人に先を越されら殺害される2人の女。

     2010年9月22日読了

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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