地球から来た男 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 今読んでも色あせていないし、むしろどんどん現実が星新一の世界に近づいているようにも思える。それが面白いし、怖いような気もしないではない。SFっぽいけど絵空事のSFじゃなくて近未来っぽいステージの物語が多かった。

  • 子供の頃、『気まぐれロボット』を読んで予想外の発想や物の見方に驚いてドキドキしたことを思い出しました。
    短編で、どの話も読みやすく、いろいろな想像を掻き立てられました。
    子供の時は子供の視点で、大人になった今は大人の視点で、最後まで楽しく、興味深く読むことが出来る素敵な本だと思います。

    久し振りに星さんの世界を堪能出来ました。
    また他の本も読んでみたいです。

  • 気になっていた星新一を。怖くはないですが、読了後のこの静かな気持ちはなんと言ったらいいのか。

  • 全然色褪せてなくて改めて凄いと思う。『ゲーム』が良かった。

  • 星先生のSF短編集。今回はブラックユーモア少なめ。

    『もてなし』が面白かった。

  • 小さな調査会社勤務のおれに、ある日、競争相手の会社で開発中の新製品がどんなものかを調べてくれという命令があった。つまり、産業スパイをしろというのだ。会社の研究所にはもぐりこめたものの、たちまち守衛につかまってしまい、その会社の独断で処罰されることになったが、その処罰とは未完成のまま放置されていたテレポーテーション装置を使って、地球外へ追放するというのだ! 産業スパイがバレて、地球外へ〈追放の刑〉になった男の幻惑「地球から来た男」ほか16編。

  • -

  • 短編集。人間ってオメデタイ、単純だなって思わせたかと思うと、単純な人間の想いが絡み合った時の複雑さを見せつけられる。
    感想を語り合いたいから、周りに勧めたくなるけど、読後感は良くはないw

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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