長い腕 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 川崎草志作品初読。電子角川本70%OFFで電子書籍お試しで買ってみました。
    最後までタイトルの意味が全くわからず終了(;´∀`) 
    冒頭の会社での心中事件とか最後の最後に微妙な感じで繋がってたのがわかったけど、たいした意味がないんじゃないのかな。。。

  • 前半は何度か寝落ちしてしまったが、中盤辺りから一気に引き込まれた。
    シリーズ次作も読みたいと思う。

  • 元セガ社員の作者だけに、ゲーム業界の裏事情が語られるのが興味深い。その中でおそらく同僚が亡くなったという事実から作られたのだろう物語。

    前半は不可解な謎をばらまき、それに関して調査する段階はワクワクし引き込まれる。

    終盤がかなりグロテスクになりあと味が悪い。

  • 第21回(2001年)横溝正史ミステリ大賞受賞作品です。
    最初ホラーなのかと思ったが、なかなか仕掛けの面白いミステリーです。
    貴志祐介が好きな人には楽しめる内容だと思います。

    前半の舞台であるゲーム制作会社の描写が妙にリアルに感じたのは、著者が元セガ出身だからでしょうか?
    後半に舞台を早瀬に移してからは、ジェットコースターのような展開で一気に読み終えてしまいました。

    他のみなさんのレビューでは比較的不評な、ヒロインたちの描写も目的のために手段を選ばない割り切りっぷりが個人的に◎でした。

  • なかなかの良作。

    複雑な事象が絡み合い、最後は一つの結末に繋がっていく。
    中盤まで若干読み疲れするが、後半にかけて物語が一気に駆け抜けていく。

    主人公の描写が少なく、感情移入し難かったが、ストーリー自体は非常に面白く満足した。

    第二弾の『長い唄』も読んでみたい。

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著者プロフィール

1961年、愛媛県生まれ。京都大学理学部動物学科卒業。セガ・エンタープライゼスなどゲーム制作会社に勤務。2001年 『長い腕』 で第21回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。2012年、続編の『呪い唄』を刊行後、『弔い花』 『疫神』 『誘神』 『署長・田中健一の憂鬱』 と精力的に執筆活動を続ける。本書は、著者の郷土愛が詰まったお仕事ミステリー第3弾。

「2021年 『明日に架ける道 崖っぷち町役場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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