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感想・レビュー・書評
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今まではどちらかというとミステリに軸足を置いた作風だったのですが、この巻ではチカたちの初めての大会に描写が費やされます。
正直、高校時代一応音楽をかじっていたもののやる気はかなり低かった自分からすると、彼女たちの熱意には圧倒されるを通り越し、生気を吸い取られる気すらしてしまう…。
というわけで複数回大会の描写があるので、主に会場で大会と並行的に起きた事件がメインとなり、ミステリ色は薄めかなと感じました。
なんかこの巻やたら泣けたよ。とある人物が若者を見て君達は俺からするとファンタジーだみたいな描写があるけど、ああ、もう自分もそういう年なのかなあ。
それにしても、なんというか作中の時間が結構サクサク進むなあ。全部で何巻になるんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。同じく先生に憧れている、幼なじみの上条ハルタと、恋のさやあて(?)を繰り広げながらも、夏の大会はもう目前。そんな中、どうも様子がおかしいハルタが、厄介な事件を持ち込んで…!? 色とりどりの日常の謎に、頭脳明晰&残念系美少年ハルタと、元気少女のチカが立ち向かう! 絶対に面白い青春ミステリ、“ハルチカ”シリーズ第3弾!
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あ〜…読み終わってちょっと立ってしまってるからすでにあんまり覚えてない…これだっけ?もいっこ前のやつだったかな…あの〜…アル中の友達をうまいこと助けるために厳しくルールをしいて…って学校がでてくるやる。
あれで、おなかを壊してる人にトイレを我慢しろっていうのはとても難しい、みたいな表現があって、言い得て妙…!って感じでした。
酒もタバコもしない、ギャンブルも嫌いな私からするとそういうのに溺れるひとって意味がわからんなあって感じだったんだが、もうその状態って普通じゃなくなってて、体を壊してるのと一緒だから自分の意思でどうこうするって域を超えてるんだなあ…っていうか…
お腹壊してるときにトイレ我慢して!って言われるのを想像したらなんとなく気持ちがわかったというか…
ふむ、と思ったわけでした。