<あの頃映画> 砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]

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監督 : 野村芳太郎 
出演 : 丹波哲郎  加藤剛  森田健作  島田陽子 
  • SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D) (2013年1月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105065970

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<あの頃映画> 砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • わずかな手がかりから真相を浮かび上がらせるミステリーであり、また反差別のヒューマニズムに裏打ちされた重厚な社会派ドラマでもある。謎の解明を音楽の演奏と重ね合わせるクライマックスには、胸打たれずにいられない。

    また、ソフトは映像・音声ともに素晴らしい修復が施されており、特に音声のクリアな聴き心地には感動すら覚えた。内容も品質も一級品である。

  • 好きで何度も観るものなんだけれど、時流でしょうか。
    ハンセン病はそれだけ昔の話なのだなぁと思ってしまう。
    でもいい映画なので好きです。音楽もいい。

  • いい作品なんだけど、もはやリアリティを感じないくらい遠い時代の話になってしまった。四十代の私でもピンとこないのだから若い人にはこの犯人の苦悩は伝わらないだろう。
    らい病(ハンセン病)も乞食(あえて使いますが)も見かけるどころかその言葉を聞くこともなくなり、差別の実態も言葉狩りによって無かったかのように扱われている今、犯人の動機がぼんやりとしか伝わらない。そうなると後半に怒濤のごとく語られる事件の真相があまりにも急過ぎて置いてきぼりをくってしまうのだ。ミステリーかというと謎解きがさほどあるわけではなく、結局は社会派ドラマなのでそういうのが好きな人には物足りないだろう。スタッフが『八つ墓村』と共通しているため雰囲気は似ているが、怪奇的な趣向は無いのでそっちのファンの趣味にもイマイチ合わないと思う。
    もうこれは世代格差でしょうがないことかも。長い映画だけれどそれでも描けないくらい共通認識の欠如ができてしまったんだろうな。

  • ミステリーものとしては空前絶後(?)の謎解き55分。普通の作劇だったらとっても許されないような仕掛けなんですが、音楽、映像、そして演技で「もー、そんなことはどうでもいいぢゃないか」という感じにさせられる。恐るべき映画と申せましょう。丹波哲郎がこの映画に限ってはめちゃくちゃいいし、また加藤嘉が本当に癩者としか見えないところは最高のキャスティング。子役も本当にいい。そして緒形拳の巡査とその妻が本当に泣かせますな。

  • 岡山県には元ハンセン病患者の療養所があったことから、学校の授業や地元テレビのドキュメンタリーで
    聞く機会はあった。

    しかし知識はあっても、元患者の皆様の苦労を想像したことはあったっけ?と考えた。

    らい病と呼ばれていた時代から続いてきた偏見、
    郷里を追われ、子どもとも別れ、という二重の離別、
    さらに息子の写真を見ても「このような人は知らない」という態度をとる苦悩、、、がとても描かれていた。

    TSUTAYA最寄りの店

  • 宿命とは、生まれること。生きること。
    誰もが生まれながらに、その業を背負って生きていかなければならない。

  •  これで4度目かな。これを見るのは。
     1度目は,テレビか映画館で。2度目は,組合の映画祭で,3度目は,このビデオで。そして,今回が4回目。
     以下からは,ネタバレです。
     らい病が伝染病だと間違って認識されていたころの話から始まるのですが,でも,それは,この映画の最後の最後まで,ふせられています。「自分の息子が見つかったよ」と元巡査に言われた父の嗚咽は,見るものを引きつけて放しません。ここになるといつも,何とも言えない理不尽な気持ちになります。
     この映画の後,何度か,砂の器が映画化されたようですが,いずれも,ハンセン病という扱いではないようです。

  • 1974年作品
    野村芳太郎監督 松本清張原作
    橋本忍 山田洋次 脚本

    映画が映画らしかった頃の映画。
    丹波哲郎が若々しく、森田健作も若い。
    脇の役者たちがピリッと占める・・

    6月24日 国鉄の蒲田操車場の構内に首を絞められた死体が発見された。
    警視庁 今西栄太郎(丹波哲郎)と西蒲田署 吉村正(森田健作)は
    聞き込み で 蒲田駅前の バーで 
    被害者と若い男が話をしているのをみつけた。

    東北なまりで『カメダ』と話していることをホステスたちが聞いた。
    東北で カメダ という名前を探したがみつからず
    秋田県に 亀田 という土地が みつかり
    今西刑事と吉村刑事は亀田に行くが 手がかりはなかった。
    二人は 列車の中で 音楽家の 和賀英良にであった。

    中央線 塩山付近で 紙ふぶきをしている女性の記事に
    吉村刑事は みつけて・・・その女を捜す。
    女は 高木理恵子(島田陽子)で、バーのホステスをしていた。
    吉村刑事は会いに行くが 
    少し挨拶をしてかばんを取りにいくといって
    行方不明となってしまった。

    被害者の息子が警視庁に現れた。
    行方不明になっていた父親を探していた。
    被害者三木謙一(緒形拳)の出身地は 東北地方ではなく岡山県だった。

    今西刑事は 国立言語研究所に行き 東北弁と 
    岡山とのつながりを聞きに行ったら・・・
    ずーずー弁が 島根県の出雲地方にあることをみつける。
    地図を調べて 亀嵩 という地名を見つけ
    出雲弁で話をすると・・・『カメダ』と聞こえるという。
    (この展開は 松本清張らしい味付けですね。)

    三木謙一は 亀嵩で 20年間近く 巡査をしていたのだ。
    今西刑事は 亀嵩 にとんだ。
    桐原老人(笠智衆)にあい 三木謙一のことを詳しく聞くが
    いまだ手がかりを得ることができなかった。

    吉村刑事は 紙ふぶきがばら撒かれた線路沿いを丁寧に探し
    それは、紙ではなく シャツの切れ端であり・・
    血液反応が出た。
    今西刑事は 三木謙一の足取りを追っていくうちに
    伊勢の映画館に 2回行って、東京に向かったことが分かった。

    今西刑事は そこで 発見することで
    三木謙一が 親子の世話をしていたことのつながりをみつける。
    本浦千代吉の本籍地 石川県へ
    三木謙一が 子供同然に引き取っていた 本浦秀夫が失踪し
    大阪の恵比寿町の我が自転車店で預けられていたが・・・
    戦争による戸籍の消失によって 復活する時に
    本浦秀夫が 和賀英良に戸籍を変えていたのだった。

    和賀英良は 『宿命』を作曲して 演奏し成功しようとする。
    政治家の娘 佐知子と婚約する矢先だった。
    ついに・・・。

    物語の展開がしっかりしているので・・・
    今西刑事の執念がしっかりと受け取ることができる。

  • ドラマを見る前に見ればよかった。丹波哲郎が渋い!

  • 熱烈に語り合う上司たちの強い勧めで観たけれど、そして確かによかったけれど、でもあの熱量がどこに由来していたのかわからずに戸惑う…返すときなんて言おう。やっぱりリアルタイムで観た人にはかなわないってことなのかなー。

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