<あの頃映画> 砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]
- SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D) (2013年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105065970
感想・レビュー・書評
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2022/03/07
ちゃんと最後の方まで観てよかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会派の重い映画である。
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「満たされぬもの」
さて『砂の器』です
もうそうとう昔の映画で、ほとんど忘れていたような作品だったのに
一度も見たこともなかったし暗そうで何度かつまらなそうだな〜ってずっと思って遠のけていました
でも
『砂の器』
このインパクトのあるタイトルは忘れることがなく気になっていたことも事実です
やっと私にも作品の言わんとする意味や気持ちが分かる歳になったのかな
どうやらあちら側から私に近づいてきたように思えてなりません
私はかねがね、世の中の全てには「時期」がありその時期が来れば自然に出会えるのではないかと思うのです
それは人だったり物だったり音楽や映画、言葉もそうだし音や匂いも、とにかく全てが何らかの出会いのように思えてなりません
このサイトもそうだし私にくださる「いいね!」もそう感じさせるものです
この映画との出会いは古いですが観賞したのは初めてで今とてもとても深く心に刺さってきました
訳の分からないものに人は恐怖して遠のけ出来るだけ関わらぬようにしたいものです
知らないのですからね
コロナ禍で学んだことに「正しく知って怖がる」を学びました
まずは噂やデマなどでなく正しく知る努力をしなければ世間に流されて右往左往するばかりで目指す方向が定まらず集団であらぬ方向へ流されてしまいますからね
映画の話もしなければ
丹波哲郎さんと言えば私には「007」のタイガー役くらいしか記憶にないのでとても新鮮でいい役者さんなのだな〜と
森田健作さんは(笑わんでくださいよ)私の兄に驚くほどそっくりでぶったまげです(皆さんは確認不可能ですな)
映画の話はこのくらいでいいですね
『砂の器』いいタイトルです、何年も忘れずにやっと出会えた作品です。
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面白かった。親と子の宿命の話。現代版にリメイクして欲しい。
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やっぱり、この無理やり涙腺をこじ開けてくるような演出は勘弁してほしい。ずるいよ(笑)何度みても加藤嘉に圧倒される。あの役、この人以外できんやろ(笑)作品てしては、粗くてどう贔屓目に見てもやっぱ駄作やな。無理ありすぎる。加藤剛の引き振りはコーラス大会の学級委員長並みの素人臭さで、新進気鋭の音楽家にはまるでみえん。流産で島田陽子が死ぬんは原作とは違う。原作は確か、低周波での他殺。どっちにしてもアホくさい。血糊のついたシャツ、電車からまくとかどんだけ電波やねん。。誤解を恐れず言えば、現在の知識、認識レベルから、過去の一般的通念を裁く態度はもの凄く嫌いだし、思い上がりだし、極めて危険ですらあると思う。当事者以外は特に。この映画にはそういう胡散臭がある。だいたい、そんなもの映画と関係無いしな。
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多分、あまり思うところがないことが「時代」なんだろうと思う。
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余計なシーンが多い。動機がいまいち共感できない。最後の宿命というのもなんだか伝わらない。音楽で感動させようとしているのか。また幼少期から音楽に触れていないのに急にピアニストになっているのもリアリティがない。
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「砂の器」観る。このポスターが印象的で観ようと思った。松本清張原作。原作は「砂の城」らしい。原作タイトルの方が良い。オールスターキャスト。また、時代が私よりちょっと古いので、懐かしさもあった。ラスト泣ける。善意というものは時として残酷である。