消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書) [Kindle]

  • 15人登録
  • 3.20評価
    • (0)
    • (2)
    • (2)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
  • KADOKAWA / 角川マガジンズ (2010年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (174ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書)の感想・レビュー・書評

  • 今の日本にここまで「徹底」ができるのかが最大の疑問。仕事の仕方を含め、国民の考え方、社会システムすら大きく変える必要がある。

  • 国民負担率71%、消費税25%の「高福祉・高負担」のデンマーク王国の実態について具体的な数字が示されていて分かりやすい。国民の80%が信徒で国教であるキリスト教を基に「共生」の精神が根付いていることで、高負担にも国民が納得しているとのこと。また国民総背番号制による所得の捕捉がそれを支えていることも分かる。医療制度、出産育児制度、教育就職制度、年金制度、高齢者医療制度、生活支援制度などの独特の福祉政策について詳細に記述。

  • 本書では、高負担・高福祉の国家として有名なデンマークのアウトラインを知ることができる。高負担の具体例としては、著書のタイトルにもあるように消費税は25%、租税負担率と社会保障負担率の合計が71.7%(日本は39.5%)などが紹介されている。一方、高福祉の具体例としては、医療費や教育費は無料、育児支援や障害者支援制度の充実などが紹介されている。国民は高負担を強いられる結果、格差が生まれにくく、また高福祉を享受することで安心した生活を送ることができるという論理展開がなされており、このような社会が成り立つ要因として、度重なる領土争いから生まれた自国民の仲間意識、国教であるキリスト教を学ぶ教育によって育まれた「共生」の精神があるからではないか、と著者は分析している。つまり、歴史や宗教によって培われた国民性のうえでデンマークという国家が成り立っているのであり、日本がデンマークをモデルとして、高負担・高福祉の国家を目指すことは難しいだろう。しかし、個人登録番号制度を1924年から導入するなど、我が国も参考とすべき点もある。
    高負担・高福祉ということで、温和な国民性であるかと思っていたが、意外にドラスティックな側面もあると感じた。給料を上げるためには試験に合格して職種を変えるしかない職業制度、離婚率が40%にも上る実態、寝ていて治るような病気ならば医師は薬すら出さない事例など、随所にそう感じる点が散りばめられていた。
    全体的には、デンマークがまるでユートピアであるかのような論調であったことが少し気になった。高負担・高福祉の弊害も必ずどこかにあるはずだが、あまりその部分については記載されていない。あくまでもデンマークの良い一面を紹介している著書と思って読んだ方が良いだろう。

全3件中 1 - 3件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書)を本棚に登録しているひと

消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし (角川SSC新書)はこんな電子書籍です

ツイートする