仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング (角川SSC新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ランニングする前に読む本、とほぼ同じ内容で少し脳の機能について詳しく書かれている
    スロージョギングを始めて数週間経つが、10km以上走ることを躊躇わなくなった。
    徐々に同じぺースで走っても心拍数が上がりにくくなってきたような気がする

  • スロージョギングそのものよりも運動による脳への効能について書かれた本。あまりにいいこと尽くしで走りたくなる。

  •  タイトルを読んでゆっくり走ることがいいんだな、と思ったが、読んでみると、走り方も普通と違うことを知って興味がわいた。
     ウォーキングの本を読むとすり足にならないようにかかとから足をつき、あごは引き、前傾姿勢にならないように、と書かれているが、この本は逆。
     つまさきの下(フォアフット)から着地し、顎は上げて、やや前傾で走る。すると膝に負担がいかないだとか。
     息も鼻から吸って口から吐く、ということはしないでよく、口をあけて自然にまかせよ、と。
     まず週3回(できれば他の4日も5分で良いから走る)、1日15分〜30分走ると、2〜3週間で効果が現れると。
     速度は、スローの名の通り、かなりゆっくり、ウォーキングより遅くてもいい、走るだけで速度が遅くても消費エネルギーは大きい。笑顔で話すことができるくらいのペースが良い。
     今まで読んだ本と違うところも多く、どっちが正しいのだろう、と混乱する。けれど、逆に考えれば、飽きたらこっちを試そう、というふうに色々な方法が試せるので逆によいのかもしれない。
     この本の方法をまず3週間試してみようと思う。
     人はメリットがわからないと動かない、という信条のもと、頭が良くなる医学的根拠も書かれていたのもかなり好印象。大変興味深く面白い内容であった。

  • 新書
    健康

  • 走ることが、脳にいいことがすごくわかった。休みのとかは、走りに行こう。

  • スロージョギングのメリットを脳科学を通して述べている。ランニングと思うと始めるまでにハードルが高そうだけど、このスタイルだと気軽にできそうと思わせてくれる。脳や体にどのような効果があるかが主だって書かれていたので、もう少し具体的な走り方についても紹介して欲しかった。

  • フォトリーディングの後に熟読。
    kindleにて。

    毎日走ろうと意欲が湧いた。雨の日は本書に載ってたステップ昇降で運動しようと思った。星4つ。

    下記にこの本の要約的引用を貼っておく:

    スロ ージョギングは前頭前野や運動野などを大いに刺激するほかに 、ふだん使わない部分の脳をさかんに使用することで 、使用している部分を休めることができます 。また 、これまでにも述べているように 、走ることで脳の各部位が発達することに加えて 、有酸素運動を行うと B D N Fなどの脳細胞を増殖し 、保護する物質が放出されます 。これらの物質は傷つけられた神経細胞を保護するとともに 、増殖させ 、あるいはコルチゾ ールで短くなったシナプスを再度伸ばす働きを持っています 。つまり 、ストレスで傷ついた脳が副交感神経の活性化で回復するのを大いに助けてくれるのです 。

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。京都大学名誉教授、医学博士。1957年に東京大学医学部卒業後、同大学院に進学。当時、脳研究の第一人者であった時実利彦教授に師事し、脳神経生理学を学ぶ。大学院3年目に米国・オレゴン州立医科大学に留学。J・M・ブルックハルト教授のもとで、脳科学における世界最先端の研究に従事。帰国後、東京大学大学院を経て、1967年に京都大学霊長類研究所神経生理研究部門助教授に就任。1973年、同教授に就任し、同研究所所長を歴任する。1996年、定年により退官、同大学名誉教授に就任。その後、日本福祉大学情報社会科学部教授、同大学院教授を経て、2007年より国際医学技術専門学校副校長に就任、現在に至る。特定医療法人大道会・森之宮病院顧問。日立製作所中央研究所(旧基礎研究所)顧問。ブレインサイエンス振興財団理事。2011年、瑞宝中授章受章。
朝4時半起きで仕事をする「朝活」を50年以上実践。ジョギングは30年以上、毎日続けている。
著書に「天才脳を鍛える3・4・5歳教育」(大和書房)、「あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法」(ダイヤモンド社)など多数。

「2016年 『くぼた式0ヵ月~12ヵ月の 脳を鍛える育児ダイアリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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