クラウド アトラス(トム・ハンクス、ハル・ベリー出演) [DVD]

  • 12人登録
  • 4.00評価
    • (1)
    • (3)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・映画

クラウド アトラス(トム・ハンクス、ハル・ベリー出演) [DVD]の感想・レビュー・書評

  • (No.13-14) 映画館で鑑賞。

    内容紹介をチラシから少し抜粋して転載します。
    『舞台は19世紀から24世紀。過去・現在・未来にまたがる500年の間の6つのエピソードが、アトランダムに行き来するように見えて、実は完璧に計算された順序で描かれていく。波乱に満ちた航海物語、幻の名曲の誕生秘話、原子力発電所の陰謀、人殺しの人気作家、伝説となるクローン少女の革命家、そして崩壊後の地球の戦い・・・そこに生きる人々は、姿が変わっても引かれ合い、何度も何度も出会っては別れ、争いと過ちを繰り返す。親子、兄弟、恋人、友人、あるいは敵同士となって。』

    6つの物語が細切れで組み合わされているという構成は、複雑で分かりにくいかも?と見る前はちょっと心配でしたが、あんがい理解しやすかったです。
    私が好きなミステリの連作短編などでは、こういう仕掛けは良くあるし、500年間くらいにまたがるのでそれぞれの舞台ははっきり違って、急に場面が変わってもどの話なのかすぐに分かりました。
    ただ、私は人の顔を見分けたり覚えたりするのが苦手。最初は、この人とあの人は同じ魂を持った生まれ変わりだよね、とか考えながら見ようとしたのですが、しばらくしてその努力は放棄してしまいました。そんなことをしていたら、物語を楽しめないと気がついたので。
    一つ一つのお話は、それほど変わったものはありませんでした。SFやミステリファンなら予想の範囲内の展開。ではつまらないかというとその反対で、予想できる展開だから理解しやすかったんだと思います。
    そして映像にお金をかけてるんだろうなと感心しました。1本の映画に6本分つぎ込んでる?

    見た人はきっと「私はあの話が一番好き!」というのがあるでしょう。私は映像的にはネオソウル編がすごいと思いましたが、一番好きなのはラストシーンになった話です。

    いろんなシーンを思い返すことによって何度も楽しむことが出来る映画だと思います。
    上映時間がとっても長かったはずなのに、全然無駄な時間がなかった気がします。スクリーンに目が釘付け!満足満足!!!

  • 面白かった!
    マトリックスの胡蝶の夢に続き、今度は輪廻転生。
    火の鳥。
    その切り替えタイミングが月並みではあるがわかりやすい。
    そしてメッセージとしては想像していた十倍は「力強い」もので、驚く。

    エンドロールで誰が何の役をしたかがざっと流れるが、あまりに違い過ぎて驚く。
    魂には性別も人種もない。
    彗星の形の痣。これもありがちだが「豊饒の海」。

    よくある設定、どこかで見たことのある映像のパッチワークということもできるが、(とはいっても2144が過剰にテレビゲーム的な戦闘を描いているのはやはり巧い。)
    そのスムーズさ、巧みさ、そしてメッセージの力強さを、支持したい。

    ★以下ネタバレ★












    「アダム・ユーイングの太平洋航海記」 1849年 南太平洋 弁護士ユーイングと黒人奴隷オーティア。ユーイングの病気。

     ↓航海の手記

    「セデルゲムからの手紙」 1936年 イギリス 同性愛者で音楽家の卵のフロビシャー。恋人シックススミスに別れ、大作曲家エアズのもとで。

     ↓交響曲クラウドアトラス雲の地図

    「半減記 ルイサ・レイ最初の事件」 1973年 カリフォルニア 原発事故の陰謀についてジャーナリストのレイは、物理学者になったシックススミスから託される。

     ↓これを出版した人

    「ティモシー・キャヴェンデッシュのおぞましい試練」 2012年 イギリス 編集者キャベンディッシュは殺人事件を起こした作家のおかげで大儲けするが、強請られる。金策のため頼った弟にはめられて、老人介護施設に監禁同様に入れられてしまう。脱出を図る。

     ↓冒険記が映画化されて映像チップとなる

    「ソンミ451のオリゾン」 2144年 ネオソウル 遺伝子操作の複製種は純血種の労働力となっている。ソンミは革命家チャンたちに助けられ、革命の旗印に。ソイレント・グリーン。

     ↓革命呼びかけ映像がソンミ信仰に

    「ノルーシャの渡しとその後のすべて」 2321年 文明崩壊後。ソンミは女神としてあがめられている。過去は「昔の人」。悪魔「オールド・ジョージー」。島の住人ザックリーは、文明を維持している人々の代表ザックリーのガイドとなり、悪魔の山へ。……そして語り部へ。

  • 映画館にて。久しぶりにトムハンクス主演で大当たりの映画。マトリックスのウォシャウスキー監督作品だけあって、スタイリッシュで且つ現代風刺がきっちりきまった映画。現代過去未来におきた出来事や登場人物が輪廻転生の世界観をもったまま、繋がって行くストーリー。人類は自分の持つ運命を変えることができるのか。過去の自分から託されたものをもって、同じような人生を歩んでゆく中に、自ら掴むべき未来が潜んでいる。序列があって、それを乱すものは不幸になり、消される。ある種の方程式を崩す事ができるのかという現代の人に投げかける問いは重たい。仏教思想や西洋思想をベースに、来世をドアや旅立ちにたとえて表現。前提となる知見は必要なので大人向けだ。これは名作でしょう。

  • 6つのストーリーが交錯する、ということを頭に入れておかないと、話を理解するのが難しいかもしれません。

    トム・ハンクスが、"Oh, Jesus!"という所を"Oh, Sonmi!"と言っていたのが、面白かった。

    3時間弱の映画ですが、非常に頭を使うので、疲れますが、だらだらしたシーンはありませんでした。誰が、どの役を演じているのか、考えるだけでも楽しめます。一回の鑑賞では、メッセージはよく分かりませんでした。

    何人もの俳優が、一人何役も演じる、という企画に、これだけ資金を集められるのは、さすが、ウォシャウスキー姉弟、ということだと思います。

    夜のシーンは、セット感が出てしまっていた。「ライフ・オブ・パイ」もそうだった。夜の撮影は、難しいのでしょう。

全4件中 1 - 4件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

クラウド アトラス(トム・ハンクス、ハル・ベリー出演) [DVD]を本棚に登録しているひと

クラウド アトラス(トム・ハンクス、ハル・ベリー出演) [DVD]を本棚に「観たい」で登録しているひと

ツイートする