イーハトーヴ交響曲

  • 23人登録
  • 4.27評価
    • (5)
    • (4)
    • (2)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
アーティスト : 冨田勲 
制作 : 冨田勲  大友直人  初音ミク  日本フィルハーモニー交響楽団 
  • 日本コロムビア (2013年1月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988001741671

イーハトーヴ交響曲の感想・レビュー・書評

  • 前々から気になっていてついに今日購入。正直言ってあまり期待はしていなかったのだが中々素晴らしい。普段、いわゆる「クラシック」ばかり聴いている自分としては新鮮で且つ涅槃交響曲のような難解さもなく優しい「NEWクラシック」といった感じ。クラシックを知らない人でも映画音楽のように楽しめる1枚。最後が意外に消え行くように終わり消化不良な気もしたが「ユートピア」的世界観がもやの中に消えていくようであれはあれでよかったのかなと自己解決。ラフマニノフの2番のアダージョが自分は大好きなのだが、そんな自分でもうならせるような素敵なアレンジ。クラシックの未来の形の片鱗を見たような気がする。冨田さんは80歳だが一つでも多くの作品を作って欲しいと思った。初音ミクに関しては正直違和感がなかった。

  • が2013年に発表したアルバム。2012年11月に東京オペラシティで大友直人指揮、日本フィルハーモニー交響楽団での初演のライブ録音。宮沢賢治の思い描いた理想郷「イーハトーヴ」を冨田勲が現代に音楽として蘇らせました。宮沢賢治のいくつかの代表作からイメージを膨らませています。ソリストとして初音ミクを起用したことで話題にもなりました。電子音楽のトミタだからこそのミクの起用は必然ですね。再演公演については映像も発売されています。

  • "あたしのおうちは ミクロより小さく
    ミクロミクロミクミクのミクのおうち
    パソコンの中からは 出られないミク"[注文の多い料理店]

    01 岩手山の大鷲 <種山ヶ原の牧歌>
    02 剣舞 / 星めぐりの歌
    03 注文の多い料理店
    04 風の又三郎
    05 銀河鉄道の夜
    06 雨にもまけず
    07 岩手山の大鷲 <種山ヶ原の牧歌>
    Encore
    08 リボンの騎士
    09 青い地球は誰のもの

    "あたしの見る夢 秘密なの
    だれにも言わない 秘密なの
    赤いマント ヒラヒラ
    馬をとばす 王女
    それが あたし"[リボンの騎士]

  • 素晴らしいです。「銀河鉄道の夜」などは涙、涙。ひとり銀河の果て(死後の世界)に旅立つカンパネルラをミクが歌い、児童らの合唱がジョバンニとして彼を呼ぶ。目の前に見たこともない風景がさあっと広がるような爽快感。
    コンサートに立ち合われた方がうらやましい。願わくばBD/DVDで全貌を見たいものです。

    宮沢賢治大好き、冨田さんにも初音ミクにもちょっと興味があり、更に吉松隆さんが初演を絶賛されていたとあっては聴かずにおれませんでした。

  • 御年80歳を数える日本シンセサイザー界の開拓者・冨田勲が宮澤賢治をテーマに据えた交響曲を数百名クラスの大管弦合唱団に加えて大胆にも初音ミクをリアルタイムに歌わせたライブアルバム、という・・・まっことブッ飛んだアルバム。

    コンサートはWeb中継され、私も視聴したが、3曲目から舞い降りる機械の歌姫の歌声が現れたその時の強烈な違和感は凄まじいもので、「いやはや発想の若さと元来の素晴らしいオーケストレーションはサスガのひと言ですが、これはイロモノなんじゃないか」と内心思ったりもしました(でも動く初音ミクがやたら可愛らしかったのも勿論覚えていて、えーとこれはDVD化はされないんでしょうか先生)。

    けれどCD化されたことで音のみに注力して二度目の演奏に耳を傾けることが出来ると、この違和感こそ宮澤賢治の世界の表現に必要不可欠なものであったことがハッキリと感じられる。どのぐらい感じるかというと、宮澤賢治の作品なんて国語の教科書でしか触れた事のない私がそう感じるぐらいに。

    うん、そんじょそこいらのボカロPよりよっぽど初音ミクをファンタジーのキャラクターとして引き立てている気がして。特にクライマックスといえる5曲目「銀河鉄道の夜」の歌声は、あの世から舞い戻ってきた天使を連想させ、感涙する。この辺り、短命だったという賢治の妹をイメージしているのでしょう。その辺りの知識があるとより感動できるかもしれません。

    近頃は多方面のアーティストとのコラボも目立つ初音ミク、昔からのファンなんてさぞかし気に食わぬと思う方もおるやもしれんでしょうし、この作品もその中のひとつとなるでしょうが、僕はそうした活躍を楽しみに思ってる一人です。が、少なくとも、いま初音ミクをこのようなクラシカルな分野で活躍させられるのは、富田先生が宮澤賢治を題材で歌わせる以外、まだ方法はないように思いました。

全5件中 1 - 5件を表示

イーハトーヴ交響曲に関連するまとめ

外部サイトの商品情報・レビュー

イーハトーヴ交響曲のMP3 ダウンロード

ツイートする