おおきく振りかぶって(8) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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  • 【入手経路】

    買い続けている高校野球漫画。確か、7年ぐらい前に出版!?

    【概要と感想】

    勝った!前年度の夏の大会優勝校に新設で公式戦初参加の1年生チームが勝った!
    西浦高校、5-4で桐青高校に勝利!

    漫画の中の物語だけど、初めて読んだ時は痺れたラストでした。
    ここまで実力差があったのに、西浦が桐青に勝てた理由を4つにまとめてみます。

    1、桐青の油断
    試合開始前も試合のほとんどの場面でも1年生チームで監督が女性でそんな大した評判もない西浦との試合ということで、
    心が緩んでいた桐青高校。どんなチームでも油断をすればスキが出来る。

    2、西浦ナインの一芸力
    一人ひとりの総合力では勝ち目はないが、4番田島のミート力にクセを見抜く力、
    ピッチャー三橋のスゴいコントロールと燃料ゼロまで動ける力、キャッチャー阿部のリードなど、
    どこかしらで相手と同じか秀でている能力を持っており、それが噛み合った。

    3、情報格差
    桐青は前の大会でかなり勝ち上がっていたため、
    西浦にビデオなどを利用して配球、投手・打者の特徴を徹底的に研究された。
    大量に盗塁を行うことを実現した田島のクセ盗みもここから。

    逆に桐青はこれが初めての公式戦である西浦に関してのデータを全く持てなかった。
    ここまでの情報格差は実力を詰める。

    4、雨
    試合中盤から降りだした雨は終わりまで止まなかった。互いに影響したが、
    結果として雨は西浦のプレイに何度も味方した。



    さて、次なる相手らしき怖そうな男も出てくるけど、とりあえず、休憩。球技大会へ。
    そして、三橋は普通の野球に感動する。

    【引用】
    あとのことはまかしてお前の一番いい球投げろ!!お前の投げる球なら誰も文句ねェから!!

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著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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