週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]

  • 2012年11月21日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 1985年の対談やランキングが懐かしすぎる。今ではランキング外となっている素晴らしい本が多いことに、積読本になるかもしれないが「気になったらその場でイっとけ!」の決意を新たにするのであった。

  • 国内と海外のミステリーベスト100を「あらすじ」と「うんちく」で紹介。
    未読本の多さを恥じながらも、これからこんなにたくさんの楽しみが残っているのかと思いわくわくした。
    海外ミステリを絶望的なまでに読んでいないので強化したい。

  • 2016年2月5日読了。各界へのアンケート結果による国産と海外のミステリーベスト100の、あらすじとうんちく紹介集。四半世紀ぶりの改訂版、ということだが日本なら江戸川乱歩や横溝正史、海外版ならエラリイ・クイーンやアガサ・クリスティなど「超古典」とも言える作品の順位が高いのが面白い。通ほど「これは入れておかねば」という思いが強くなるようでもあるし、また新進作家が作品からの影響を公言したり新訳が出たりと、こうしたランキング結果は水物であるようだ。あらすじは北村薫や折原一といった大物実力作家が手がけているもののようで、ネタバレしないように・原文のタッチを意識したあらすじが心がけられており読み応えがある。私が読んでいない作品はまだまだ多数あるが、「読んでみたい」と思わされる作品にいくつか出会えたのはよかった。前述の超古典作品も小学生の頃などのことだから全く記憶に残っていない、まだまだ本を読まねば・・・!

  • 今年の14冊目。今月の4冊目。

    辞書的に使える存在。これはかなりいい。

  •  国内外全202作品の紹介ということで、ミステリ初心者からオールドファンまで楽しめそうな一冊になっています。ベスト100のランキングを見ていると改めて古典作品の強さを感じます。そんな中で自分の好きな現代作家さんの作品が上位に入っているのがまたうれしくもあり。

     大森望さんなど書評家の方たちの座談会も面白かったです。個人的には四人の方が座談会をしている様子を生で見てみたい(笑)

     結構ミステリは読んできたつもりですが、まだまだ道半ばだな、と思いました。ベスト10ですら読んでない作品が多かったので……。でも最近ミステリ以外にも興味が広がってきたので、読みたい本がまたドンと増えてしまったのが困ったところではありますが……。

    こうしたガイド本を読んで、ああこの本面白そうだな、と妄想している時間が、実際にその本を読んでいるときよりも楽しかったりもします(笑)

    • kwosaさん
      とし長さん、おひさしぶりです。

      僕も文庫版ですが、最近これ読みました。

      >こうしたガイド本を読んで、ああこの本面白そうだな、と妄...
      とし長さん、おひさしぶりです。

      僕も文庫版ですが、最近これ読みました。

      >こうしたガイド本を読んで、ああこの本面白そうだな、と妄想している時間が、実際にその本を読んでいるときよりも楽しかったりもします(笑)

      まったくその通りで、あれも読みたい、これも読みたいと、頭のなかで購入計画、読書計画を練っているのですが、わくわくし過ぎて自分が物理的に読める本の量の計算式が完全に狂っています(笑)

      いわゆる定番と呼ばれるものも大半は未読なのでネタバレを喰らわないうちにチャレンジしたいと思います。

      いま、杉江松恋さんのこの本を読んでいます。
      http://booklog.jp/item/1/4532280192
      現在新刊で入手できる海外ミステリという縛りで100冊選んでいるのが面白いです。
      個人が選書するミステリのガイドブックというものも最近では少ないような気がします。
      この本が好きならこれも、といった感じで派生してお薦め本を挙げているのもいいですし、巻末には「とはいえ絶版本も......」と別枠を設けているのも愛があります。

      今年もいろいろ面白い本を教えてください。
      ではまた。
      2014/02/01
    • 沙都さん
      kwosaさん、こちらこそご無沙汰しています。

      杉江さんの本も書店で見かけたのですが、そのうち見ようと思っているうちに忘れてました。...
      kwosaさん、こちらこそご無沙汰しています。

      杉江さんの本も書店で見かけたのですが、そのうち見ようと思っているうちに忘れてました。”新刊で入手できる”という縛りは確かに面白いですね。東西ミステリ内の座談会にも海外作品の絶版の話がありました。絶版は本好きの敵だと思います(笑)。出版社側にも事情はあるとは思うのですが。

      年末のミステリベスト10の企画や本屋大賞など、投票式のガイドブックはパッと思い浮かぶのですが、個人が選書というものは確かにイメージがあまりないですね。「みんなで選べば怖くない」という感じなのでしょうか?

      もちろんそうした投票で選ばれた作品も素晴らしいものが多いですが、杉江さんの本のような個人の濃い意見、愛の感じられるものは、そうした投票ものとは違う楽しさや良さがありそうですね。
      2014/02/01
  • 読み終わったその日の内に、紹介されてる小説を3冊買いました。
    まだまだ他のも探している途中。

  • ベストもの好きなんだけど、頼りすぎると、ハズレに当たる事も(p_-)

  • ミステリー初心者からマニアまで参考にできる一冊。
    もし四半世紀後、同じ企画をやったらどのような順位になるか気になる。

  • 本書に載っている作品をすべて読むまでは死ねない! とわが身に誓った。
    欲を言えば、あらすじよりうんちくにもっと行数を割いてくれたらおもしろかったのに。ブックガイドというものは、少なくとも読むつもりがあるひとが手にするものだとおもうから。

  • それほど熱心でないミステリー読者であるが、ベスト100の中に読んだ本も、何冊かあった。今後の道しるべとして使える。早速「獄門島」を読んでます。

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