BUNGO ささやかな欲望 [DVD]

  • 82人登録
  • 3.36評価
    • (5)
    • (6)
    • (18)
    • (4)
    • (0)
  • 19レビュー
出演 : 石原さとみ  宮迫博之  山田孝之  成海璃子  谷村美月 
  • 角川書店 (2013年2月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111243317

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

BUNGO ささやかな欲望 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 計6話。 二本だて。
    *見つめられる淑女たち
    「注文の多い料理店」
    別れたい? お金をめぐって、不倫カップルが山奥で。
    ー原作は男二人なのに、こちらは男女という設定が面白く、もうこれは別の物語になっている。終盤の、レコードから流れる音楽に中毒性のようなものを感じるが、そのシーンのそれ以外の演出がもうすこし工夫されていたらなあ。それにしても、石原さとみが性格悪い役柄なのに、すごく可愛いくみえた。

    「乳房」胸が膨らみ始めた少年と近所に住む若妻の交流と変化。 ー少年のドキドキが伝わってくる。

    「人妻」人妻と下宿人の関係。男の内なる欲望が自分の分身等の幻覚として現れて男に囁きかけ誘惑する。ーこれは完全にコメディだから、笑うしかない(?)

    *告白する紳士たち ー私はこちらがかなり好みだった。
    「鮨」すし屋の看板娘が気になる、常連客の「先生」と呼ばれる謎の男の話。ー特に男の、子供時代の話が好き。卵と海苔しか食べられない重度の偏食のために、やせ細っていく少年。父親の気持ちもわかるけど、母親の愛情が心にしみる。「おかあさん」と声にだし続ける少年。そこに母親登場して手をつないで帰るところ。絵になるシーンがいっぱい。

    「握った手」心理学を勉強する丸ぶちメガネの水木由子。彼女に、「どうしてもお詫びしたくて」と駆け寄ってくるひとりの男がいて。
    ー「僕の手は獣の手です」と言われて。由子と一緒に、どういうことだろうってじっくり話を聞いてく形式なのが面白い。挿入歌も好きなサティのクラッシック曲。最後の、「あなたが遅れてきたのがよくなかったのよ。縁がなかったのね。でもそれがよかったのよ。もうおわったこと。とりかえせないことよ。でもね、~」という終わりが大変よかった。

    「幸福の彼方」見合い結婚した夫婦。結婚してから、お互いの秘密と過去を徐々に打ち明け合う。
    まず、お見合いのシーンが好き。
    終わりの電車のシーンも好き。

    好き。

  • 宮沢賢治「注文の多い料理店」
    蓄音機と会話する場面がおもしろかった。冨永監督らしい。
    三浦哲郎「乳房」
    原作が強烈すぎて映画が負けている。
    永井荷風「人妻」
    男のこころの葛藤を分身との対話にしていて、狭い家に男がひしめきあっているあの悶々とした感じが滑稽でよかった。
    岡本かの子「鮨」
    映画化に適していると思った。先生と鮨屋の娘との淡い恋を描いた(事実そうなのだが)作品と思いきや、先生の少年時代の回想へと移る。その、突き放された感じが、より切なさをそそる。
    坂口安吾「握った手」
    深刻なのにどこまでもとぼけた感じいいなと思ったら山下敦弘監督だった。
    林芙美子「幸福の彼方」
    波留が笑いをこらえる演技が秀逸。泣く演技はちょっと…

  • 昔の文学作品を、今の映画監督たちが撮るといった、短編の企画物っぽい映画なんですが、リリー・フランキーさんや橋本愛さんや山田孝之など、出てる人たちが良いので観てみました(観たのは、「告白する紳士たち」のほう)。

    別に怖い映画とかではないんですが、「世にも奇妙な物語」と似た感触の映画だなあと思ったりしました。

  • 文学的でエロティック。
    私の大好きな昭和初期の文学をそれぞれ別の監督、脚本で作ったオムニバスです。
    世界観はそれぞれ違いますが、どの演出もステキです。

    女性の美しさを女神的に崇めるというよりは、男性から見た理想の女性像といった妄想の話といった感じかな。

  • 文豪の短編を映像化した作品群。
    それぞれよかったですよ。
    出てくる女優さんが妙に魅力的に見える…
    時代設定と衣装のせいですね。
    基本黒髪だし。

    『幸福の彼方』に元「たま」の柳原幼一郎さんが出てて、
    アコーディオンを弾いていました。
    懐かしい…。

  • 注文の多い料理店のみ視聴

    石原さとみと宮迫演じる不倫カップルがあの奇妙なレストランへ迷い込みます。

    最後意味わからんかった。

  • 惜しいな。
    いかにもという作りが多過ぎた。もったいない。エロスの描き方が・・・。
    でも、鮨は良かった。

  • 「注文の多い料理店」
    音楽とかサイドストーリー良かったのに、最後開いてしまって、台無しになってしまった。。。気づかなかったんだろうか??
    「乳房」
    いい。
    「人妻」
    むん。

    全体的に女が描かれるというより、男から観た女でしかない描きかただった。男の欲望を全面的に描きファンタジーみたいにしてギリギリ犯罪にならないように。っていう…。
    現代劇として描いたらとってもチープな作品になりそうだった。

    「鮨」
    鮨と女。リリーフランキーじゃなかったらもうちょっと良く観れた気がする。
    「握った手」
    成海ちゃんの演技がちょっとうさん臭さを出してしまっていたが、印象に残る絵でした。
    「幸福の彼方」
    波瑠がとても綺麗に撮られていて良い。これが一番女性の存在が際立った作品だったと思う。

  • 【告白する紳士たち】編(108分)を鑑賞。『鮨』・原作:岡本かの子、『握った手』・原作:坂口安吾 、『幸福の彼方』・原作:林芙美子の三本。
    どれも短編として読んでも面白そうな内容だったが、三本の中では寿司屋にふらった現れるミステリアスな「先生」と呼ばれている人物の食にまつわる話を短くまとめた『鮨』が好み。橋本愛のキャラクターも良かった。

  • 見たのは「見つめられる淑女」のほう。
    角川文庫の「BUNGO」というコンセプトの薄いアンソロジーから3編、「注文の多い料理店」「乳房」「人妻」、それぞれ30分ずつ。

    あまり期待してなかったがやはりその通り。
    サブタイトルで感じたえろさがそのまま。

    作品としては宮迫と石原さとみ演じる「注文の多い料理店」がダントツだったかなぁ。他の2作品に比べるとエロ要素少ないけど。
    あのレコードから聞こえる不気味な歌がね。
    原作の設定一番いじってた。

    逆に一番ダメじゃんと思った荷風の「人妻」。
    あれは全体的にいかん。
    でも、谷村美月の演技はすごくよかった。一番よかった。

  • オムニバス形式だし、なんとなくまったりと見るのにはいいかな。
    昭和の文豪の作品が元になっているだけあって、派手なところはないけど、どれも落ち着いた雰囲気で楽しめる。
    しかし、リリーフランキーは不思議と色気のある人だ。モテるんだろうなあ。

  • 「鮨」(岡本かの子)、「握った手」(坂口安吾)、「幸福の彼方」(林芙美子)の三篇が収録されている「告白する紳士たち」の方を観た。

    ・「鮨」
    リリー・フランキーの温和に翳った喋り方と市川実日子の母親像がとても良い。市川実日子という女優は特に慈愛に満ちた顔立ちというわけではないが、食に対して恐怖を抱いているとも潔癖とも思われる息子に心を砕く母親の役にきちんとはまり込んでいた。新しい食器・道具を用意し、手を清め、明るい縁側で息子を前にして鮨を握るシーンの彼女の表情には特に目を引かれる。恐る恐る鮨を口に入れる息子を固唾を呑んで見守る真剣な顔付き。ほっとしたときの口元の綻び。次々におかわりを求める息子へ向ける、喜びと安堵に目尻を赤くした泣き笑いの顔。喜怒哀楽の落差を抑えた言い回しが影の残る映像にぴったりと合っている。鮨屋の娘役の橋本愛の飾らない喋り方も好印象。

    ・「握った手」
    山田孝之演じるちょっと情けない大学生の恋愛の一幕。これは文章で味わった方が解りやすいかもしれないと思う。しかし「けだものの手」とはなるほど、言いえて妙と思わせてくれる演技。

    ・「幸福の彼方」
    見合いで互いをよく知らないままに夫婦になった二人が、夫が秘密を、妻が過去を打ち明けることで心を歩み寄らせる様が描かれた作品。夫の後悔と恐れを受け入れた妻は、固い決意の口調を滲ませたまま子供時代から心の片隅に宿っている寂しさを口にする。夫の慰めの言葉や所作はないが、妻を労る気持ちを手探りで形にしようとしているのではないかと想像をかきたてられた。その後、二人が電車の中で会った子沢山の行商家族の真似をする下りは夫婦として小さな一歩を踏みしめた瞬間ではなかったか。最後の晴れやかな笑顔にタイトルが重なった。

    三つとも昭和が舞台で登場人物の服装や街並みはノスタルジックに溢れている。原作の文字をつい追ってみたくなる三作だった。

  • 関根光才監督が気になって「岡本かの子 鮨」を観る。

    キレイな映像。

    岡本かの子の作品を今まで読んだことはないけれど、
    男女関係が不思議な人、という印象しかなく、
    だからもっとめちゃくちゃな話を書くのかな、と思ったら、

    純粋で、潔癖な、いい話で正直びっくりした。

  • 「見つめられる淑女たち」編を観た。
    宮沢賢治「注文の多い料理店」・・・石原さとみが可愛い過ぎる。
    三浦哲郎「乳房」・・・水崎綾女が可愛いい。
    永井荷風「人妻」・・・うむ。

    小説をアレンジして描かれている。
    「昭和」、68年前を綺麗に描いている。ホッとする作品。

  • 念願叶って、現在視聴中。

  • 役者さんの演技もまあまあよかったんだけど、原作とかなり離れすぎで書って感じだな。

  • 『握った手』と『幸福の彼方』が好きだった。
    やっぱり坂口安吾は良い。
    そして山下敦弘も良い。
    幸福の彼方の二人の間に流れる
    静かだけど激しい繋がり方が良かった。
    傷を抱えているけど、二人でそれを補っていた。
    原作も読みたい。

  • 「見つめられる淑女たち」編では
    宮沢賢治「注文の多い料理店」
    三浦哲郎「乳房」
    永井荷風「人妻」

    「告白する紳士たち」編では
    岡本かの子「鮨」
    坂口安吾「握った手」
    林芙美子「幸福の彼方」

    を映像化。
    原作は「注文の多い料理店」以外読んだことなかったんで、結構すんなりその世界観に入っていくことができた。
    「乳房」「人妻」「鮨」「幸福の彼方」が良かったかな。
    注文の多い料理店は、なんだろう、あの不倫カップルいらなかったんじゃないか・・・?
    「鮨」ではリリーさんも良かったけど、橋本愛ちゃん昭和の少女役似合うなあ。
    「人妻」では、谷村美月ちゃんのなんだか色気と所帯感あふれる人妻っぽさ、なんかよかった。
    原作も青空文庫にあるもの多いから読んでみようかなあ。

  • 「鮨」を航空機内で観ました。映像が綺麗というか写し方が丁寧です。

全19件中 1 - 19件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

BUNGO ささやかな欲望 [DVD]を本棚に「いま見ている」で登録しているひと

BUNGO ささやかな欲望 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

BUNGO ささやかな欲望 [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする