ほたるの群れ1 第一話 集 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • やっと読めた。かなり前に購入していたけど、全4巻ということでなかなか手が伸びなかったのですが、やっと読了です。まだまだ序盤なので謎だらけです。小松喜多見が可哀そうで。高塚永児はスイッチ切ると怖いし。いい子なんだけどね。母親のことや病室の姉のお見舞いシーンは、自分の記憶にも似たような光景があり、何だか胸が締め付けられて。しかし、駒は怖いねえ。まさか会長が、とは。
    ケータイのリダイアルも、今のスマホだと難しいよな、なんて野暮なことを考えたり。
    えぐい描写もありますが、ストーリーは盛り上がりがあって良いです。アニメ化映えしそうだけど、えぐいところも多いから無理だろうな。
    巻末の裕美の絵とか面白いよねえ。童話物語もこういう設定集ついていたよなあ。設定厨としてはすごく好きです、こういうの。

  • 設定がとにかくツボに入ったので、これは読まねば!と。
    10代の殺し屋とか大好物です。
    メインの登場人物が素敵な子ばかりなので、これからどう進んでいくのか楽しみです。
    阿坂かっこいいよ阿坂。

  • ※1~4巻の「一学期」を全部読み終わってから書いております。
     続刊のネタバレにもご注意ください。


     『童話物語』が良かったので、キンドルで安売りしてたこちらを購入したところ、すっかりどっぷりはまってしまった。拙者、齢三十を間近にして、恥ずかしながら中高生の頃のようなはまり方でござる。

     アラを探せば、きっといっぱい見つかると思う。十代の殺し屋の設定に無理がないとは言い切れないし(トランプが武器とか、ラノベ的にはアリだけどリアリティには欠けるよなぁ)、謎をばら撒きすぎて序盤は結構読みにくいし(二巻以降は徐々に明らかになっていくけれど)、文章は視覚的演出に凝り過ぎて動きが鈍く感じることもある。
     だけど、それがどうしたって思うくらい、アツイ。
     文章は淡々としているけど、なんというか、書いている人の熱が伝わってくるような、そんな読ませる作品だ。
     『童話物語』でも感じたそれが今作でも感じられたことに、うれしくなった。

     とにかく阿坂がイイキャラ。阿坂かわいいよ阿坂。
    「悪かったな、おれが殺してやれなくて」
     このセリフがいいなあと思う。彼は「駒」であることに、さほど疑問は持っていない。別にひどく葛藤してるわけでもない。それなのに、普通のやさしさも忘れてない。そこが気の毒なところだ。山科みたいなクソヤロウだったらさぞかし毎日楽しいだろうに。

     この巻で初めて(?)永児は人を殺すのだけれど、ただの中学生にいきなり降りかかった運命にぞっとした。……このときは、ただの中学生だと思っていた。あと喜多見ちゃんもね。
     会長は最初からうさんくさかったです(笑)

  • なんだかんだ青春小説。
    マンガみたいな読み心地。
    次巻が楽しみ。

  • kindle版購入。100円という安さから手をだしたのですが、面白かったです。
    想像力を刺激してくるのですが、内容がハードなために息が詰まる。
    読みやすい。電子書籍版お安いし、おすすめだなあ。これは。
    ただ、血や殺人がえぐいものが苦手な方は、注意。
    1巻はまだまだ序章という感じで、買うなら2冊くらい一気に買いたいお話でした。

  • ミステリー?青春小説?
    とってもよみやすく、一日で読み終わりました。キャラクターもたってたし。
    続編は機会があったら買おうか考えます。
    ちょっと血が吹き出したりなどが
    多かったですね。途中で想像するのをやめちゃいました。暗殺部隊が出てくるからかなぁ?

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