TIME/タイム [DVD]

監督 : アンドリュー・ニコル 
出演 : ジャスティン・ティンバーレイク  アマンダ・セイフライド  アレックス・ペティファー  キリアン・マーフィ  オリヴィア・ワイルド  マット・ボマー 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.19
  • (42)
  • (117)
  • (203)
  • (78)
  • (18)
本棚登録 : 984
感想 : 137
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142932723

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ---

    08/Apr/2016 @Netflix

    ---

    設定が面白い、と思ってずっと見たかったけれど、
    機会を逃して逃してやっと見ることができました。

    設定はやっぱり面白くて、俳優のお二人もかっこいいし、可愛いしで見入ってしまったんだけれど、
    終着の仕方がイマイチ……
    途中から思ってたけど、内容が薄い………
    確かに何をするにも余命が使われるというのは
    よい着眼点だと思いますわ。

    End.
    ---

  •  時代が進み、世の中の通貨は「時間」
    物を買うのも時間、給料も時間、カジノも時間。
    人間の成長は25歳で止まり、そこからは所有する時間によって寿命が決まる。
    残りの時間は、25歳になると、左腕の皮膚に表示される。
    富裕層は、半永久的な時間を手に入れ、貧困層の人々はその日暮らしのギリギリの人生を送っている。

     ある日、100歳を過ぎた人から100年余りの時間を譲られ、その人は人生を終わらせる。
    貧困層が暮らすタイムゾーンから、富裕層が暮らすタイムゾーンに移動するが、事故を調査した時間監視局から目をつけられ追いかけられる。

     大富豪の家の娘と出会い、行動を共にするようになる。
    そこで、富裕層が持つ時間をスラムに暮らす人々に分けることに注力する。

     価値を測るのに時間を用いるのは、面白い。
    改めて、時間の大切さを感じました。

  • IN TIME
    2011年 アメリカ 109分
    監督:アンドリュー・ニコル
    出演:ジャスティン・ティンバーレイク/アマンダ・セイフライド/キリアン・マーフィー/アレックス・ペティファー/マット・ボマー
    http://www.foxmovies.jp/time/

    遺伝子操作で寿命がコントロールできるようになった近未来。金銭ではなく「時間」が通貨となった世界。人々は全員25歳で外見の時間を止め、そこから余命は1年分、それ以上生きたければ働いて、文字通り「時間」を「稼ぐ」しかない。残り時間は腕にデジタルで表示されている。貧富の差は広がり、スラムでは余命数時間のその日暮らしの人々ばかり、富裕層は専用エリアで、何百年何千年という時間を貯蓄して不老不死。

    スラムで生まれ育ったウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、母(オリヴィア・ワイルド)と二人暮らし。その日暮らしの貧しい生活だが、親切でお人よしのウィルは、少ない持ち時間を人に分けてあげる優しさを持つ。ある日、スラムのバーに、100年以上の余命を持つヘンリー(マット・ボマー)という富裕層の男が紛れ込んでくる。スラムのギャング・フォーティス(アレックス・ペティファー)は彼から時間を奪おうとするが、親切なウィルはヘンリーを庇い、フォーティスから逃がしてやる。しかしヘンリーは、すでに100歳を超えており実は死にたがっていた。彼は眠っているウィルにこっそり自分の残り時間を与えて自殺してしまう。

    急に裕福になったウィルは、その時間を使って富裕層エリアに向かい、大金持ちの銀行家ワイス(ヴィンセント・カーシーザー)の娘シルヴィア(アマンダ・セイフライド)と偶然知り合い、惹かれる。その頃、時間監視局のタイムキーパー、レイモンド(キリアン・マーフィー)が、ヘンリーの自死を怪しみウィルを追跡していた…。

    奇抜な設定のディストピアSF。お金の代わりに時間でさまざまなものを売り買いする世界設定がとても面白い。どういう技術でそんなことが可能になるのかなんて野暮なことは言ってはいけません。とにかく人間はみんな外見年齢は25歳。祖母も母も娘もみんな外見は同い年。そして腕にデジタルで残り時間が表示されており、それをピッと読みこめば、コーヒー代:3分、スマホ決済みたいなことができる仕組み。お互いに腕を組んで、時間を分け合ったりもできる。そして残り時間が0になってしまうと、その場で即死。

    スラムではみなその日暮らしで、ウィルは1日工場で働き、帰り際にタイムカードよろしく腕をピッとやるとその日の報酬(時間)がもらえる。間に合わなかった死人が工場内でもゴロゴロ転がるような日々。一部の富裕層が自分たちが不老不死でいるために人口をセーブしており、貧困層は搾取され続け、急に物価があがったり(前日まで1時間だったバス代が急に2時間になったり)することで、そこから抜け出せないようコントロールされている。ディストピアならずとも、現在わたしたちが生きている世界もまあ似たようなものだ。

    ボディガードつきの生活に倦んでいたお嬢様のシルヴィアは、ワイルドで自由なウィルに魅力を感じるが、タイムキーパーに追われたウィルは咄嗟にシルヴィアを人質にとり逃走、一緒に逃げるうちにスリリングで刺激的な毎日を楽しむようになるシルヴィア。このへんはお嬢様と庶民の恋愛ものの型どおりながらラブストーリーとして可愛らしい。

    しかし逃げているうちにウィルとシルヴィアは、社会の仕組みそのものに疑問を抱き始める。シルヴィアの父が身代金要求に応じなかったことが転機となり、二人は彼の銀行を襲うことを計画、盗み出した「時間」を貧しい人びとに分け与える。ここからは、義賊鼠小僧+ボニー&クライドみたいな展開。ふたりは銀行を襲ってはスラムの人々に時間をばらまく。だがタイムキーパーのみならず、ギャングのフォーティスも執拗にウィルを付け狙っており…。

    二人が近未来のボニー&クライド化する後半の展開は意外だったけど、それはそれで面白かった。大金持ちなのにシルヴィアの身代金を払わない父親の理念(貧民にお金を流しては社会が破たんする)的なものとか、うまくいえないけど、社会風刺としても強烈。タイムキーパー・レイモンドは銭型のとっつぁんよろしくウィルをどこまでも追いかけてくるが、彼の冷徹さも筋が通っていて敵ながら憎めない。シルヴィア父のように権力にしがみつき永遠に生きたがる人間もいるが、ヘンリーのように人生に飽いて自殺したがるものも出る。不老不死は果たして本当に幸福なのか問題。

    最終的に、ウィル&シルヴィアのしたことが、世界を変えられるのかまではわからない。ディストピアものの定番であるところの、ヒーローである主人公がその制度やシステムを破壊する、みたいな終わり方はしないし、強盗&逃走劇は意外とアナログで近未来感がなくなってくるので物足りないむきもあるかもしれない。でも個人的にはとても楽しめた。監督アンドリュー・ニコルは『ガタカ』が大好きだし、最近見た『ドローン・オブ・ウォー』もとても良かったので、自分の好みに合うのかも。

  • 劇場予告で見た時から気になっていた作品
    もう5.6年前だけど、彼におすすめされたので今更観た笑

    予想通りおもしろかった!!!
    お金が時間になった時代
    25歳以降は歳を取らない代わりに
    時間を稼がないと死んでしまう

    貧困層で働く時間に追われてはいるが
    家族や友達を大切にしつつ
    今を懸命に人に優しく生きている
    その日暮らしの主人公

    ある日スラム街のbarで飲んでいた富豪のおじいさんをギャングから助けたことで
    おじいさんから1世紀分もの時間を贈られ突然大富豪になってしまう…

    時間が有限であることの貴重さ
    時間が無限にあることの残酷さ

    限られた短い時間でも
    今を生きることの大切さを学んだ

    私の今生きている人生も無限ではないのに
    一生続きそうな気がしているけれども
    時間の無駄をしている暇はないなと思った

    毎日を懸命に生きることはうつくしい

  • ありきたりなテーマだったが、意外と面白かった。
    最後は、スカッと爽快系。
    アマンダに一目惚れ。

  • アマンダ・セイフライド

  • すべての人間の成長は25才で止まり、それ以降は時間を買ったり人から奪ったりして生きようとする。お金持ちは沢山時間を持っていて、貧困層はカツカツの時間で暮らす。

    「時間=お金」っていう設定が面白い!
    みんな見た目が25才ってのもなかなか壮観です。
    時間の駆け引きがかなりハラハラします。
    本当にこういう世の中だったらすごく嫌だけど。映画でよかった、と心底思った…。

  • 時間が通貨になるっていう設定が面白かった。
    あと女優さんたちみんな綺麗。
    内容は近未来のことを言っているようだけど実際は現代の資本主義を表してる気もする。
    世界のお金持ち10%の資産と残り90%の資産が一緒とか、先進国で余っている食料を発展途上国にあげれば世界から餓死者が無くなるとか。

    ストーリー
    科学の進化により老化を克服した近未来、そこでは"時間"が"通貨"となり世界を支配していた。人間の成長は25歳で止まり、余命(時間)は労働により稼がなければならなかった。そして街は"タイムゾーン"という境界線により、貧困層が住む〈スラム・ゾーン〉と〈富裕ゾーン〉に明確に分けられ、その行き来は禁止されていた。ある日、ある男から100年の時間をもらったことで殺人容疑をかけられた貧困層の青年ウィルは、スラムゾーンに別れを告げ、富裕ゾーンに逃げ込む。そこで彼は、贅沢な生活に永遠の命を無駄に費やす人々の中にいた大富豪の娘シルビアと出会い恋に落ちるのだが、間もなく時間監視局員レオンに追い詰められてしまう。窮地のウィルはシルビアを人質に取り、自由を求めて逃避行を続けるのだが、二人の余命は残りわずかとなっていた……。果たして二人の運命は? 彼らを待ち受ける衝撃の結末とは!?

  • タイムキーパーなのにうっかり死んじゃうのがよかった。人生って思ってるよりずっと短いよね。腕相撲みたいなやつ、ルールがよくわからんね(笑)

  • 「余命」が通貨として流通する社会ーーという設定は最初に聞いたときには「うーん、どうなの?」と思ったのでしたが、予想を裏切る面白さ。それは設定を単なる「思いつき」で終わらせずにきちんと世界観を構築したところも大きいが、なんと言っても主演の3人。追われるジャスティン・ティンバーレイク(彼がこんなに演技が上手だとは知らなかった)、追う側のキリアン・マーフィー、そして巻き込まれる女のアマンダ・サイフリッドがそれぞれに魅力的で存在感がある。シナリオもスピード感があってよろしい。ディストピアものの映画としてはかなりの上出来と言えましょう。

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×