- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
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アニメ見たくなるねー
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日本史上最強の囲碁棋士といわれる本因坊秀策に乗り移っていた幽霊藤原佐為が、進藤ヒカルに乗り移って、ライバル塔矢アキラに肉薄するレベルまで成長していく話。囲碁入門マンガw
紙の本は実家においてあるが、無性に読みたくなってkindleで買ってしまったw
本因坊秀策は過去に実在した囲碁棋士で現代でも棋譜が大量に残っている。「本因坊秀策が現代によみがえって現代の最新の囲碁を研究したら最強じゃね?」という前提で、「本因坊秀策自体を幽霊藤原佐為が操っていたら」という設定にして、囲碁初心者が短期間でプロ棋士になるストーリーになってる。幽霊藤原佐為が囲碁初心者進藤ヒカルに乗り移るだけで、同年代最強プレイヤー塔矢アキラとのライバル設定と、少年マンガ特有の短期間でのレベルアップに説得力がでてきてるので、よくできてると思う。ほったゆみすげぇ。。
俺は藤原佐為がかわいくて見てて楽しかったのだが、藤原佐為が消えてからは興味はあまりなくなった記憶がある。読み直してみても、藤原佐為が消えたあとは流し読みに近かったw
囲碁は先手が有利なゲームで、コミと呼ばれるハンデをつけないとゲームとして成立しないほどだ。大昔はコミがないゆったりとしたゲームとして楽しまれていたようだが、最近は4目半、5目半、6目半、7目半とどんどんハンデが増えていっているというテーブルゲームだ。『ヒカルの碁』の連載開始時は5目半だったが、今の日本では6目半らしい。世界では7目半とかもあるそう。日本でそこそこ知られてるテーブルゲームはオセロ、チェス、囲碁、将棋、麻雀とかがあるが、先手有利が最も強いのが囲碁だろう。俺は将棋にはまったことはあるが、囲碁ははまったことないから、はまってみたいな。
余談だが、MMORPGはEOCが存在するが、囲碁もEOCが存在する。囲碁のEOCをもたらしたのはAIだ。ただ、テーブルゲームとしての囲碁も知的ゲームとしての囲碁もどちらもEOCは存在しないので、これからも楽しめるだろう。