初恋 [Blu-ray]

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監督 : 塙幸成 
出演 : 宮﨑あおい  小出恵介  宮﨑将  小嶺麗奈  柄本佑 
  • ギャガ・コミュニケーションズ (2013年2月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571147374164

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初恋 [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • 2006年 日本

    1968年12月10日。高校生のみすずは、男物の警察官の衣装に身を包み、府中刑務所脇で白バイを走らせていた。目の前には東芝府中工場のボーナス三億円を積んだ現金輸送車。一気にバイクを加速させ、輸送車に向かって叫ぶ。「止まりなさい!この車にはダイナマイトが仕掛けられている――。」この日から遡ること数年。みすずはひとり孤独の中にいた。家にも学校にも居場所はなく、誰にも心を開かない毎日。ずっとそんな日々が続くと思っていたとき、みすずは新宿のジャズ喫茶Bで謎めいた東大生の岸とその仲間たちに出会う。生まれて初めて味わう“仲間"という温かい感覚。そして、みすずの中に生まれた初めての恋心。みすずと岸はどんどん惹かれ合っていく。その恋が、歴史に残る大事件を生むとも知らずに。そうして迎えた1968年12月10日。何故、18歳の少女は三億円を盗むに至ったのか。そして、事件に交差していく二人の恋の行方は・・・。
    題材の事件は未解決事件として当時は相当マスコミの過熱報道もあったようですが、私はまだ生まれておらず詳細は知りませんでした。それでも、この映画は真相なんじゃないかと思った。まさかという思いもあるけど、でも妙に筋が通っていて成功してしまってもおかしくない。犠牲者はいないし3億円も使用されていないという点からも、岸の動機は納得できてしまうんだよね。本当だとしたらなんという切ない話だろうと思うけど。
    わりと単調だし前半はBでの日常もあっという間に過ぎて、岸とみすずが近づく要因もいまいち描かれないので唐突な感じも多少あるが、作品自体の空気感がとても好きだ。レトロな世界を知らない私は想像するしかないけど、きっと昭和はこういう時代だったんだろうと思える。混沌とした社会で、孤独を感じる二人が出会って、寂しさを埋めるためや自分なりに立場や権力に反するためだとしても、事件後にふたりで座っている場面を見ていると、最後はやっぱり一緒にいられたらそれだけで幸せだったんだろうなと思う。岸はみすずを守るために自分が近くにいられないことを悟ったんだろうけど、それでも彼女を愛していたことに変わりはなくて、詩集の言葉には泣けました。感情には時効なんてないよね・・・宮﨑あおいちゃんの演技が光りすぎて他の俳優さんたちがかすむレベルですが、透明感のある彼女に胸が苦しくなるほど惹かれました。原作もぜひ読んでみたいと思います。

  • 宮崎あおいはホント素晴らしい。
    表情や仕草だけでいろんなことを語る。

    最後みんなの消息が文字で説明されて行くんだけどなぜかそこが1番泣けた…。

  • タイトルから想像されるような柔らかい印象は、皆無。内容としては、世を騒がせた、いわゆる3億円事件が『実はこうだったのかもしれない』というお話。

    罪は、確かに罪かもしれないけれど。
    それでも、もしこの事件がこの内容のとおりで時効になったのならば良いと思う。
    むしろ、これが事実であればいい。

    そんなことさえ思ってしまう。

    数年おきに無性に観たくなる数少ない映画のひとつ。

  • 切ない。でも、見終わった後に、少し一人になりたい映画です。もしかしたら、この作品のような真実かもしれない。。。事件は裁かれるべきなのですが、この作品が本当なら、、、と思ってしまいます。
    そう思いたくなる作品です。
    エンディングが最高によかったです!

    事件は時効を迎えてしまいましたが、この作品とともにいつまでも語り継がれるでしょうね。

  • 三億円事件の犯人の架空の仮説を元に展開されるミステリー。

    このころの宮崎あおいがとっても好きで、笑わないちょっとダークさがある役柄がぴったりだった。因みにあおいちゃんのお兄ちゃんも出てる。

    三億円事件の話やこの時代の若者の混沌とした世界観を描いた作品は個人的に好きなので、あっと期待するようなストーリーではなかったけど、贔屓目に点数付けました。

  • ぼんやり観ていたら実は難しい映画だと気付いた。
    気付いたときには遅かった気がする。
    学生運動や3億円事件のドラマティックな面を重視して観ればいいのか、ヒロインのラブロマンスとして観ればいいのか、あるいはノンフィクションとして観ればいいのか、気付いた時には全部遅い。とはいえもう一回観直すかというとそうでもないような。

  • 中原みすず原作小説の映画化。読んでません。
    あの世にも有名な三億円事件の犯人が女子高生と言う奇想天外な設定。でも実は60年代の昭和を背景にした女子高生の初恋を描く青春恋愛映画らしい。

    親に捨てられ兄とも離れて親戚の家で肩身の狭い思いをして育った高校生みすず(宮崎あおい)が新宿のジャズ喫茶で知り合った東大生岸(小出恵介)に惹かれ、彼に誘われて三億円事件を引き起こすという展開。

    今の朝ドラ「朝がきた」に夫婦役で出てる宮崎あおいと柄本佑が共演してます。宮崎あおい、宮崎将兄妹も兄妹役で出てます。

    あおいちゃん、上手いね。
    せつな~~~いお話しです、もちろん非現実的だけど、、、
    岸はどこに消えたのかな?
    せつない、せつない。。。。

  • タイトルだけ見ると胸キュン作品を予感させるけど、作品全体はどちらかというと喪失感に満ちあふれてる感じ。
    1960年代にはまだ私は生まれてないからよく知らない時代設定なんだけど、あの時代の混沌とした感じや権力に対して若者世代が爆発する感じがよく伝わってきた。見た後に何だか寂しさが込み上げてくる作品。
    悲しくなるからたぶん何度も見ることはないけど、しばらく心の中には残ると思う。

    あと、内容とは関係ないけど1960年代の昭和レトロな服装の宮崎あおいはかなり可愛いと思います。

  • 最初から最後まで作品の中に入っていけた。恋の力で犯罪までも犯してしまうとは…

  • なんの交わりもない2人。繋がりたい、その気持ちから犯す罪。永遠の秘密を胸に、想い合い結ばれることはない。本当に純粋な、大人になる直前の恋。

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