【同人版】冷たい花火と優しい暗号 藤元杏 [Kindle]

著者 :
制作 : ふゆ 
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感想・レビュー・書評

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  • 彼女のための幽霊の続き。
    前作の終わりの雰囲気からもう少し二人の距離が縮まっているかと思いきやそんなことはなかった。
    でも、距離感の象徴であった「ポチ」という呼称が作中ほとんど現れなかったので、そういう意味では近づいているのかも。

    暗号の目的は優しかったけど、結果は……
    一ノ瀬先輩、行き過ぎた好奇心がああいう振る舞いをさせてしまうんだろうか。
    シロとの関係性がどこまで描かれるのか気になる。案外そのまま明かされずに終わったりして。

    >一人で幸せになればいい。幸せに浸ればいい。偽物の幸せをがぶ飲みして、勝手に満腹になっていればいい。
    はなんかすごい好きな文章だった。

    一度目は偶然、二度目は奇跡、三度目は運命、四度目は作為、という落とし方も結構好き。
    仮面ライダーでも似たようなセリフを聞いたことがあるけど、よくある言い回しなのか。

  • 「彼女のための幽霊」の続編。

    北条先生の最後のセリフが一番印象に残る、そんな作品(ぇ

    読み終えてから、

    この著者って「欠陥だらけの多面体と永久なる人形姫」と同じ人なのか~

    って、気づいたら、その瞬間に「お兄ちゃん」と「お姉ちゃん」にあああああ~ってなりました。

    ってことで、「欠陥だらけの多面体と永久なる人形姫」を読んだことがない人はこの本の後に読んでみるといいかも。

    若菜かわいいよ若菜。

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