トーキョードリフター コレクターズ・エディション【本編+ボーナスディスク=2枚組】 [DVD]
- BounDEE by SSNW
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4543034034161
感想・レビュー・書評
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震災後2ヶ月後ぐらい経って、撮られた暗い東京の街を舞台を撮ったドキュメンタリー。
前野健太という人の歌とその時の状況がそんなにシンクロはしてないなぁと感想。
震災のドキュメンタリーでなく、震災後の自分の住んでいる街をまず撮ることが重要みたいのがテーマにあって(予告編で語ってて)それは面白いとは思うが、内容はけっこう退屈。
トーキョードリフターという歌の裏声は忌野清志郎を思い出した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公のことを知らないでも震災に絡めた作品なので、予告も見て興味が湧いて見たけど。
???
ただ震災から約2ヶ月後の暗い雨の降るトーキョーでギター片手に歌い歩くだけのドキュメンタリー映画。正直全く意味がわからなかった。
予告の2分くらいの映像がピークだと思う。 -
松江哲明監督作品。「ライブテープ」同様、前野健太がギター弾き語りしながら街をうろつく様子を収めたものだが、舞台は震災から二ヶ月後の東京。節電だのの影響で、街はやたら暗い。
松江哲明は、この映画の予告編で「『ドキュメンタリー撮ってるのに、なんで被災地行かないの?』って言われるんですけど、それにすごい違和感があって」と語っているように、震災の直後にあって、あえて被災地ではなく自分が住んでいる足元(東京の街)を映したいと思ったそう(このインタビューコメントはなぜか本編では全く出てこない)。
そうした企画意図は個人的にも共感できるし、「面白そう」と思ったのだが、実際の作品はあんまり面白くなかったかなと思ってしまった。
僕としては、「ライブテープ」を最初に観た時にかなりガツンとやられたので、それと比較して、どうも新鮮味が足りないように思えた。変な言い方だけど、「ライブテープ」のセルフ二番煎じみたい、とか。
「震災後の東京の風景の記録」として観る方法もあるけれど、それだと別に前野さん要らないし、そのあたりが中途半端な気がした。
あと、超どうでもいいことを書くと、「ライブテープ」では、前野さんのことを「ボブ・ディランっぽい」と思ったんだけど、今回は「井上陽水みたい」って思った(特に深い意味は無い)