戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説 [DVD]

監督 : 白石晃士 
出演 : 大迫茂生  久保山智夏  白石晃士 
  • アルバトロス
3.56
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318406664

感想・レビュー・書評

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  • 釣りに出かけた投稿者から、河童を捉えた映像が送られてきた。
    市川と田代は、入院中の工藤を残し取材に出向く。
    そこで河童の痕跡に反応した近くの住人の鈴木に話を聞くが、新たな事実は聞き出せない。
    そんな時、工藤が病院を抜け出したという連絡が入る。
    工藤とともに再び河童の出た沼に向かった撮影陣は、鈴木の協力を得て河童捕獲の罠を張る。
    初めは正面から挑み、歯が立たない工藤だったが、奥の手である呪いの髪飾りを装着して河童を殴り倒し、一度は網におさめる。
    しかし暴れる河童を網から逃がしてしまい、さらに沼に近づいた一同はFILE-02で失踪した巨大化した夕子を目撃、鈴木は沼から現れた河童の大群に襲われ負傷し、入院する。
    後日、工藤らは鈴木が投稿者の1人である女と同棲を始めたと聞き、鈴木の家に向かう。
    そこで彼らが目にしたものは、身ごもった女と、得体の知れない存在に成り果てた鈴木の姿だった。
    「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ第3作。
    工藤たちコワすぎ取材班が、河童を追うエピソード。
    アナログな河童のおぞましい姿の怖さと病院から抜け出して河童とタイマン張るさらに暴れてくれる工藤ディレクターの暴走っぷりが、全て。
    さらに、前作のヒロイン夕子が、再登場して、世界観がさらに広がった第3作。

  • シリーズ3作目!見ました!感想箇条書きです

    ・工藤さんが入院中だ〜!工藤さんが出てこないと普通のテレビ番組みたいだな(一緒に見てた人「テレビ番組なんですよ」)

    ・ぼんやりした森の風景と淡々と進行する取材や映像の中で急にカッパが出てきてドドドド!!みたいになるの普通に怖くてうわ〜!!みたいな声出た びっくり演出に弱い

    ・あと速い生き物は怖い!!速い生き物は怖いな……速いってことはそれだけ迷いなく動いているということで…害意が明らかで怖い……

    ・ビニール袋から呪いの道具ガサガサ!って出す工藤さん見慣れてくると本当に面白い。農作業道具持ち歩いてる農家の人じゃん

    ・「口裂け女の事件で手に入れた……」とか解説されてるけど別にもらったわけでもなんでもなくて…正しい使い道でもなくて…工藤さんはどうして使いこなしているんだ……

    ・やっぱ工藤さんあの一族の末裔とかなんじゃないか?(違いそう)

    ・だらだら喋ってカッパ捕まえま〜すwwみたいな男女を延々回し,正直痛い目にあってくれんかな…みたいな気持ちになったところで河童に襲われてて妙なカタルシスがあり、気持ちいいが性格悪いな……という気分になったの演出として好き(複雑な感情)

    ・急に少年漫画みたいになってめちゃめちゃ面白かった 幽遊白書じゃん!!!!

    ・あの女の人の頭なんなんだろう あれ震える幽霊の女の人?かな?ちがう?行方不明の娘のほう?花を口に咥えていた

    ・なんか…異界的なところがあって…そこから河童は来てて…口裂け女も鈴木さんの娘さんもそこに連れていかれてて……なんか女の子を使って向こうの世界とコチラの世界を結ぶ術とかあるんじゃないか!?

    ・「めちゃめちゃいる!逃げよう」って言う工藤さん全然命かけてなくて笑う 面白い

    ・のと、いっぱい出てくるのに立ち向かう鈴木さん本当に娘のこと諸々恨んでて本気なんだな〜って思って……その上で全然敵ってなくて…‥それが怖かったな、なんか……人間ってバタバタしても勝てんな,ああいうのに……

    ・彼女が意思も何もかも捻じ曲げて鈴木さんと一緒に暮らしててなんか孕んでて,そこまでならまだしも農作業っぽい服着てるのが怖い!!!なぞに知能があって……きゅうり作らされてるのかな……ちゃんと日除けの帽子被ってんの怖いよ〜!!!!その辺の農家の人まで河童に操られてんのかと思っちゃうよ


    次で一区切りらしい 工藤さん…何者なんだろう

  • 口裂け女、震える幽霊ときて今回は河童です。
    伝説上の妖怪だと思われた河童がめちゃくちゃ出てきます(笑)
    投稿動画をもとに今回も調査するわけですが、前作で病院送りになったせいか(工藤D)かなり大人しいのがちょっと残念でした。
    ですがラストは凄いです。前半大人しかった工藤Dと河童の対決!胸アツすぎました。
    そして今回も使う例のアイテム。
    陰陽師のオヤジにもあのアイテムは使うなと怒られたのに使うところが最高すぎます。

    今回も解決していないんですが、前作で失踪したあの人が巨大化して出てきたりと、かなり続きが気になる展開に。
    FILE-04も楽しみです♪

  • ニコ動の一挙配信で。

    この回を見てハマったと言っても過言では無い。
    前回、怪異の前に力尽きた工藤Dであったが、新しい武器「松葉杖」を手に完全復活。
    やはり怪異にはパンチ(物理)で立ち向かうぞ。

  •  白石監督のモキュメンタリホラーシリーズ第三弾。今回の題材はなんと河童!

     やっぱりこのシリーズは定番の幽霊よりちょっとブッ飛んだくらいの方がいい。河童で心霊ビデオのセオリーをしっかりなぞっているのが面白い。
     シリーズものををしっかり意識している点もいい。「DVD見てくれれば俺らの本気度分かるから」の台詞に笑った。あと、もちろん河童への左フックにも。やっぱり超常現象の謎に挑もうと思ったら命がけじゃなきゃあかん!
     特典映像の白石監督のコメントによると次の4が超面白いとか。期待してしまう。しっかり長期シリーズを築いてほしい。
     アシスタントの女性がだんだん綺麗になってると思うのは気のせい?

  • 河童のテンションだけで最後まで引っ張りすぎた気がする。

  • 私の大好きな白石監督の「戦慄怪奇ファイル」シリーズも第三作目。来月には第四弾も出るらしいので楽しみである。体育会系で、しかもむちゃくちゃモラルの観念がない工藤ディレクターが今回も思い切り、かましてくれるのでうれしい。このシリーズは基本的にはネタ・ホラーなので、ついて行けない人はものすごく嫌悪感を示します。要は工藤ディレクターを許せるか否かで、さらに話もきちんとエンディングがあるわけではないので、誰にでも勧められるものではないですね。でも、第3弾になって、だんだん点と線がつながってくる感じがある。第4弾はトイレの花子さんらしいが、今度はどういう趣向でくるのか楽しみである。

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著者プロフィール

白石 晃士:映画監督。1973年生まれ、福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2000年に矢口史靖に抜擢され『ウォーターボーイズ』のメイキング監督をつとめ、2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた。ほか劇場公開監督作として、『オカルト』(2008年)、『タカダワタル的ゼロ』(2009年)、『シロメ』(2010年)、『超・悪人』(2011年)、『カルト』(2013年)、『殺人ワークショップ』(2014年)、韓国との合作『ある優しき殺人者の記録』(2014年)などがある。

「2016年 『フェイクドキュメンタリーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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