ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]

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監督 : スティーブン・ダルドリー 
出演 : トム・ハンクス  サンドラ・ブロック  トーマス・ホーン  バイオラ・デイビス  ジョン・グッドマン 
制作 : セリア・コスタス  マーク・ロイバル  ノラ・スキナー  ジョナサン・サフラン・フォア 
  • ¥ 880 (参考価格 ¥ 1,543)
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2013年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135976437

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ひさしぶりに5つ星。

    9・11を扱う映画。

    9・11で父親をなくした11歳の少年オスカーが、その1年後、父親が遺した「何かのカギ」を見つける。

    アスペルガー症候群であるオスカーは、パニックを起こしながらも桁外れの能力を用いながらカギの開ける場所を探す。

    その出来事は、同じく大切な夫を失った妻、つまり、オスカーの母には内緒で進められていく。
    母は、オスカーがひとりで何かをしていることを黙って見守る。

    オスカーに、途中で助っ人が現れる。
    それは、声が出ない老人である。

    その声亡き老人との関わり。
    そして、ふっと心を包んでくれるようなラスト。
    「失う」とはいったいどういうことなのか。
    「生きていく」とはいったいどういうことなのか。

    そんなことを、じんわり考えさせてくれる、最後には心が少しだけ温かくなるような、そんな映画でした。

  • WOWOWにて鑑賞。
    久しぶりに涙を堪える事ができなかった。
    家族の愛情をものすごく深く感じた作品。
    どちらかというと社会的に弱者になる人達に対して、大国でも色々と一生懸命考えたり、感じたりしてる人がいるんだなぁと当たり前のことなんだけど、再度考えるきっかけになった。
    特に母親の愛情を強く感じた作品。
    もちろん、お父さんもおばあちゃんもおじいちゃんも、それ以外の人達も、みんなすごく愛情深いのだけれど。
    そして、どうしても言えなかった事を家族以外の人に打ち明ける気持ちもなんだかすごくわかるような気がした。
    心のドアを強くノックされるようなそんな気持ちになる作品だった。

  • アフガン報復とイラク侵略の過失を通じてアメリカが不可謬の加害者となったことで、アメリカ国民として911の悲劇を国際情勢の一連の文脈にあてはめて語る正当な資格を持つ者は一人もいなくなってしまった。しかし、語る事なしにだれもトラウマを乗り越えられない。だからアメリカの集団意識は架空の少年を捏造し、彼に語る資格を引き受けさせることで乗り切ることを欲望する。寡婦でも退役傷病兵でもない、外部からの攻撃に対してこの上なく傷つきやすく、詩的感受性ゆたかな自閉症の男の子を選んで、この子を犠牲(いけにえ)に供し、彼に苦悩を託し、過ちを負わせ、彼に苦難を克服させることで自らも救済されようとした、――それがこの映画の試みである。

    このような委託、つまり世界一の軍事超大国が無防備な対人恐怖症の男の子に自己を投影し、謎を背負わせて被害者として殉教者のように祭り上げる祭祀は、もちろん倒錯的責任放棄であり、到底許されるものではなく、断固糾弾しなければならない。

    しかし、この映画は同時に私たちに教えてもくれる。トラウマに遭って人間の生はくずおれる、――あたかも直立していたビルが崩壊するように。そうして少年は一目散に走り出す――、あたかも太陽が消滅して光なき闇に突き落とされたかのように。しかしたとえ世界が滅びたとしても、いまも頭の中で鳴りやまない電話からは逃げられないことを。電話は誰かにではなくて「お前」に宛てて呼びかけ続けられ、「お前」が立ち上がって受話器を取ることを待ちわびていることを。その関係性においては年齢や病歴といった一切の留保の条件が存在せず、どれだけ理不尽でも、ものすごくうるさくてあり得ないほどの近さから響く声を、ひとは両手で耳を蔽って遮ることはできず、ただ嘆き、うつろな目で空を見つめるように、ただ受け止めるしかないことを。

  • 幸福はどれも同じように見えるのに、不幸はいつも人の数だけ存在するというのは、悲しみにコネクトするのに人は想像力を必要とするという事だ。人は悲劇で必ずしも繋がれる訳ではないが、だからこそそれを求めてしまうのだろう。父の痕跡を探し続けるオスカー君の話はどこまでも自分に突き刺さって、家族の死に目に二度も会えなかった自分の負い目を少しだけ解きほぐしてくれた。これは個人の問題であり私的な感想だ。他の人が何を思うかなんて自分にはわからない。ただ、この悲しみが何かと繋がることができるのなら、それに優ることはないと思う。

  • 「太陽の光が地球に届くまで8分かかる。

    もし太陽がなくなったとしても、

    僕たちは8分間太陽がなくなったことに気づかない。」

    とても素敵で、心に響く例えだ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    鍵の正体が分かった後、

    走り出し、めちゃくちゃになっていくシーン。

    そのシーンから後でとても泣いた。

    すごく丁寧にオスカーの心理を表現していた。

    とても良い映画。

    ーーーーーーーーー

    オスカー役のトーマスが、演技初というのにも驚き。

    この映画の主役に選ばれるまで、一般人だったなんて・・・!

    演技上手過ぎ。

    そして、美しすぎる。

    これからどんどん活躍して欲しい!!!!!

  • 9.11で父親を亡くした男の子の話。
    アメリカは深い悲しみに沈んだんだなーと思った。
    なぜ?どうして?ずっと考えない日はないんだろうな。
    突然家族を亡くす悲しみもだけど、同じ人間が起こした国と国のレベルでの罪に、持って行き場のない怒りにツラくなる映画だった。
    オスカー役の男の子の名演技がハンパない。
    サンドラブロックが母役だったけど、気持ちの擦れ違いや、通い合いが見えるときに、見守るってことは。。。と考えさせられた。

  • EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE
    2011年 129分 アメリカ

    久々に母と鑑賞。
    どんな話か全く知らずに観始めたのですが、
    最後の最後まで観続けて(特に最後の20分くらい)、
    話がすべて繋がってきて…鼻がツーン。(T-T

    大好きな父親を失った男の子が成長していく話なんだけど、
    彼の設定が軽度のアスペルガー症候群があるというもので、
    大切な人や何かを失った痛みを抱えながら
    多くの恐れや苦手なことを克服していく姿は
    ワクワクしたし、遠ざかりつつあると思っていた
    母親からは気づかないところで深い愛情を注がれたいたんだと
    とわかるシーンでは…切なくて泣けました。

    戦争ものとか、こういう心が震えまくるヒューマンドラマは
    何度も観たい映画ではないのだけれど、
    一度は観て欲しい作品だと思います。

  • 子供の大冒険を密かに見守り続ける母親。
    心配で、不安で、なかなかできることじゃない。
    その母親の愛情に泣けた。

    ずっとハグし続ける人が印象に残った。

  • 心が揺さぶられるとかじゃない。痛い。
    人それぞれにかけがえのない人がいて、そこに愛や傷つきがあって、いろんなものを抱えながら生きている。そしてその生きている姿こそかけがえがないことにも気づかされる。

  • 2011年 スティーブン・ダルドリー

    てっきり興味を魅かせる為にわざと長めの日本語タイトルにしたのかと思ったら、原題英語をそのまま訳したみたいね

    とても不思議に引き込まれる映画
    映像の色の使い方がとても綺麗だし、音楽も切なくて良い…

    子供の可愛い冒険譚では無く、一癖ある子供の物凄く泥臭い調査のお話という印象
    でも重く無い。不思議とふわっとした気持ちになる

    途中お母さんと喧嘩するときの台詞なんて「ひっどいなぁ」って思うのだけれど、心のどこかで「確かにな」って思わせるし

    凄く当たり前な感想だけれど、9・11は本当にアメリカ人の中にくらい陰を差したんだねと、と

    原作あるのか ちょっと読んでみたい

  • オスカー役の子が美しい。父の死と自分の秘密を誰とも共有せず一人で行動した少年が、祖父・母親・鍵の持ち主に気持ちを話すことで乗り越え成長する話。

  • 鍵の中身よりも大切なものを父は与えてくれていた
    さて問題です
    オスカーが調査に行く時にいつも左手に持っていた物とは?

  • 突然の別れを余儀無くされた父親の影を探す旅を通じて成長していく男の子の物語。
    愛する人の死を受け入れることとはどういうことなのか、誰かのいなくなった世界を生きていくとはどういうことなのかを考えさせられる映画でした。

  • 本当によかった。
    オスカーとパパの絆。パパとママとの絆。オスカーとママの絆。
    どれもこれも愛おしい。
    オスカーがタクシーで去って行くおじいちゃんに向かってパパの良い所を叫ぶ所、
    ママがオスカーの髪をなでながら、お互いパパの恋しいところを言い合うところ
    胸がぎゅうとなりました。

    太陽が爆発してから8分間(7分間?)僕たちは気づかない。
    この鍵穴を探すことは僕とパパの8分間だ

    という言葉すごく残っています。
    オスカーの頭のよさ、性格もとても魅力的でした。

  • アメリカの文化的な面白さ。
    さっきまでは他人だったのに、今まで誰にも話してなかったことを打ち明けてしまう。そして今はハグしてしまう。
    他人同士だから、分かり合える国なんだろうな。

  • ものすごく悲惨で残酷で重くて、ありえないほど勇ましい少年。

  • 9.11による父の死を受け入れられないオスカーはある日、父の遺品である青い花瓶の中から鍵を見つける。鍵が入っていた袋に書かれた「ブラック」の文字を頼りに、鍵穴探しが始まる。やがて彼の行動が本人だけでなく多くの人の心を昇華する。

    感動した。こんなに泣かされるとは。
    環境によってパニックを起こしてしまうオスカーが、タンバリンやガスマスクを使って必死に自分をコントロールしようとする姿がけなげ。そして息子を支えるお母さん!
    喪失感から抜け出せない人が見たら、必ず慰められる映画だと思う。
    「So many of them had lost something or somebody」という言葉が沁みた。

  • Blu-ray

    おじいちゃんが出てくるあたりから、すごく面白くなった。
    少年の工作のアイディアや小物使いを見習いたい。

  • 何もないより、失望した方がよっぽどいい
    そんな風に思えることが来るのかな
    何もない、からっぽ。より失望?そうかもしれない、そうじゃないかもしれない。
    努力が無駄になることと、、、
    結果に何も及ぼさない努力ってない気がするけど確かに結果が出ないってつらいかも。
    ゼロはつらい。
    プラスだったら喜べるし、マイナスは悲しいけど次につながるかもしれない。

    むずかしいですね

  • 久々に映画を観て感動泣きした。

    パパの残した謎の鍵を探す道中は
    スケールのやたらデカい冒険ファンタジーよりよっぽどミステリアスでワクワクした。

    おじいちゃんは粋、お母さんは寛大。この2人に泣かされた。

    オスカー役トーマス・ホーン氏は俳優に留まらず偉大な大人になって欲しい。なるだろう。
    しかし彼の次回作を切望!

  • 突然、理不尽に大切な人を失った悲しみ。9.11の事故により、オスカーの最愛の父の命は奪われてしまう。やがて彼は、父の残した言葉に従い、一本の鍵の穴を探す旅に出る。ニューヨーク中を訪ね歩く中で謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かい輪になっていく。(Amazon.co.jp)

    この映画のテーマはとても深い。未だ記憶に新しい「アメリカ同時多発テロ」をきっかけに、ある少年が失意の底から立ち上がっていく姿を切実に描いています。その少年オスカーを演じたトーマス・ホーンくん。感受性が溢れんばかりの素晴らしい演技でした。ストーリーも悲壮感に漂うばかりではなく、オスカー少年のもがきながらも歩んでいく過程と、それを暖かく支えていく人たちの姿に心を打たれます。

    大切な家族を失ってしまう喪失感ほど残酷なものはない。9.11 という悲劇に打ちひしがれながらも、被害者意識を装うわけでもなく、ひたむきに自分の心の整理をつけていく。タイトル「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の意味を最初は理解できませんでしたが、父親を突然失くしてしまった出来事を中心に、自分の周りに存在する脅威のことなのかなと感じました。その脅威をひとつづつ克服していく姿は、オスカー少年の成長そのものだったように思います。

    悲しみに押しつぶされそうになりながらも、最後は希望の光を見せてもらえました。大切な人を想う気持ちってホントに素敵ですね。家族を愛する全ての人に見てもらいたい映画です。

  • 2013.04.09鑑賞。

    小説も好きだったけど、DVDも良かったー。
    オスカーとおじいちゃんのシーンが微笑ましくて。
    切なくて泣けるけど、好き。

  • 9.11で大好きなお父さんを亡くしてしまった子供が、お父さんの残した鍵を通して、様々な人と出会い、自分で考え行動することで成長していく話。
    お父さんが大好きだったこと、後悔していることが伝わってきて、ほぼ泣いてみてた

  • オスカーの演技が凄くて物語にのめり込んだ。
    やったことを肯定したこと、みんな何かを失っていること。
    なんだか少し前に進める気がする。

  • 9.11を扱っているにせよ、少年が主人公のアメリカ映画にしては、暗めの奇妙な調子が続くのでなかなか入り込めなかった。後から「僕の大事なコレクション」と原作者が同じだと知って妙に納得。「間借り人」の登場からは、だいぶ見やすくなる。終盤になかなかヘビーなパンチが繰り出されて、この映画全体に漂う重い空気の種が明かされる感じ。

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