- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988135976437
感想・レビュー・書評
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突然の別れを余儀無くされた父親の影を探す旅を通じて成長していく男の子の物語。
愛する人の死を受け入れることとはどういうことなのか、誰かのいなくなった世界を生きていくとはどういうことなのかを考えさせられる映画でした。 -
ものすごく悲惨で残酷で重くて、ありえないほど勇ましい少年。
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9.11による父の死を受け入れられないオスカーはある日、父の遺品である青い花瓶の中から鍵を見つける。鍵が入っていた袋に書かれた「ブラック」の文字を頼りに、鍵穴探しが始まる。やがて彼の行動が本人だけでなく多くの人の心を昇華する。
感動した。こんなに泣かされるとは。
環境によってパニックを起こしてしまうオスカーが、タンバリンやガスマスクを使って必死に自分をコントロールしようとする姿がけなげ。そして息子を支えるお母さん!
喪失感から抜け出せない人が見たら、必ず慰められる映画だと思う。
「So many of them had lost something or somebody」という言葉が沁みた。 -
Blu-ray
おじいちゃんが出てくるあたりから、すごく面白くなった。
少年の工作のアイディアや小物使いを見習いたい。 -
久々に映画を観て感動泣きした。
パパの残した謎の鍵を探す道中は
スケールのやたらデカい冒険ファンタジーよりよっぽどミステリアスでワクワクした。
おじいちゃんは粋、お母さんは寛大。この2人に泣かされた。
オスカー役トーマス・ホーン氏は俳優に留まらず偉大な大人になって欲しい。なるだろう。
しかし彼の次回作を切望! -
突然、理不尽に大切な人を失った悲しみ。9.11の事故により、オスカーの最愛の父の命は奪われてしまう。やがて彼は、父の残した言葉に従い、一本の鍵の穴を探す旅に出る。ニューヨーク中を訪ね歩く中で謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かい輪になっていく。(Amazon.co.jp)
この映画のテーマはとても深い。未だ記憶に新しい「アメリカ同時多発テロ」をきっかけに、ある少年が失意の底から立ち上がっていく姿を切実に描いています。その少年オスカーを演じたトーマス・ホーンくん。感受性が溢れんばかりの素晴らしい演技でした。ストーリーも悲壮感に漂うばかりではなく、オスカー少年のもがきながらも歩んでいく過程と、それを暖かく支えていく人たちの姿に心を打たれます。
大切な家族を失ってしまう喪失感ほど残酷なものはない。9.11 という悲劇に打ちひしがれながらも、被害者意識を装うわけでもなく、ひたむきに自分の心の整理をつけていく。タイトル「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の意味を最初は理解できませんでしたが、父親を突然失くしてしまった出来事を中心に、自分の周りに存在する脅威のことなのかなと感じました。その脅威をひとつづつ克服していく姿は、オスカー少年の成長そのものだったように思います。
悲しみに押しつぶされそうになりながらも、最後は希望の光を見せてもらえました。大切な人を想う気持ちってホントに素敵ですね。家族を愛する全ての人に見てもらいたい映画です。 -
2013.04.09鑑賞。
小説も好きだったけど、DVDも良かったー。
オスカーとおじいちゃんのシーンが微笑ましくて。
切なくて泣けるけど、好き。 -
全然知らない物語でしたが、ブクログではかなりレビューが登録されていて意外でした。有名作だったのかな?
生き辛さを抱える主人公の青年が、9.11で最大の理解者であった父(トム・ハンクス)を失った絶望から復活する物語。
トム・ハンクスが演じる父の愛情が凄い。ブランコを克服させたいのに失敗した時のあの表情と気持ち、よく分かる・・・。
物語が進むにしたがってそれまでの1つ1つが繋がっていき、大きな物語となり、そして伏線となっていたブランコが鍵となる鍵となる感動。
父だけではなく、周りの人、出会った人がみんなとても素晴らしく、そして優しい人たちで、その気持ちを観た人に種として託す物語だと思います。 -
ハリネズミのジレンマ