ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [Blu-ray]

監督 : スティーブン・ダルドリー 
出演 : トム・ハンクス  サンドラ・ブロック  トーマス・ホーン  バイオラ・デイビス  ジョン・グッドマン 
制作 : セリア・コスタス  マーク・ロイバル  ノラ・スキナー 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
4.00
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本棚登録 : 134
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135976444

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ同時多発テロ9.11で父親を失いトラウマを背負った子供が、父の残した鍵に合うものを探してNY中を回り、その過程で再生していく物語。
    実は意外な正体の謎の人が現れたりもしながら、ちょっとしたミステリー仕立てで進む。途中トラウマから母親にひどいことを言ったり、鍵の相方が期待したものでなくて狂乱したりもあるけれど、ちゃんと救いもあり笑顔が戻ってくるラストは良かったと思う。
    なんだか仏教説話にある、死んだ子供を蘇らそうと釈迦にすがる母親の話のようだなと。死人の出たことない家から火を分けてもらえれば蘇らせよう。と言われて村中の家を訪ね歩くが見つからず、生死の理を悟るという。世の東西は問わず人はそうやって時間をかけて、悲しい出来事を受け入れていくものなのか。

    ところで最後にでてくる、動く絵本になっている調査報告書は、あくまでビルに向かって浮き上がる人なんだよな。落ちる人じゃなくて。最初観た時に、え?と思ってしまったけれど。。。

  • BSシネマにて鑑賞

  • 喪失とその受容の物語。あの911が当事者にとってどのようなものだったのかがわかった。不謹慎だけど日本でいうなら311なんだろうな。独身の時では分からなかっただろう、子供のつらさや母の凄さ、苦しみが胸に迫ってきて涙がとまらなかった。

  • 9.11で大好きな父親を亡くした10歳の少年オスカーは、父のクローゼットで見つけた鍵がどこで使われるものなのかを探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだか――。

    アスペルガーの少年が突然の理不尽な父親の死を受け入れるまでを描く感動作。それを見守る母親、ニューヨーク、そこに暮らす人々も少年とともに大きな悲しみを乗り越えて行く。

    主演の男の子がいい!

  • (;_;)

  • あんなに怖がっていた電車に、おじいさんと一緒にいて乗るようになったことで1人になっても迷わず乗れるようになっていた。

  • うーん、なぜだか原作の殆どのディテールは忘れているのにあの写真の所だけ覚えていて、そこが物凄い鮮烈で、そこが早い段階で台無しな感じで(後でフォローはあるけど)出てきちゃって残念。原作はもうちょっとかなりとんがった外観の中にそっと何かがしまってあるみたいな味わいだったのに比べてまあメジャー級役者によるはあとうぉーみんぐな仕上がりで色々もにょった。主役の彼も個人的にはちとイメージ近いようでありえないほど遠い。

  • 切ない。
    人は皆何かを抱えていて、その人だけの物語がある。
    家族、人との絆を感じる作品。

    オスカー役の子、初主演とは思えない演技力で本当に凄かった。

  • 9.11で父を亡くしたオスカー。その事実を受け入れる事が出来ない彼はある日、花瓶の中から鍵を見つけます。その鍵が父に繋がると信じて鍵に合う鍵穴を探そうとしますが…。タイトルが秀逸すぎる。間借り人とのやり取りや、その冒険の中で出会った人々があたたかくて……。いろんな感情が溢れてる。後半はだだ泣きでした。もう一度みたい物語です。

  • 2014.10.25
    号泣したくて借りた一本。そして号泣。嗚咽。泣き腫らしてスカッとした。
    内容として、アスペルガー症候群グレーゾーンの少年オスカー。特徴を掴んで見事に演じている。オスカーは、他者への関心もあるし、思いやることもできる。きっと大人になっても大丈夫!

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