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- / ISBN・EAN: 4988135976444
感想・レビュー・書評
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アメリカ同時多発テロ9.11で父親を失いトラウマを背負った子供が、父の残した鍵に合うものを探してNY中を回り、その過程で再生していく物語。
実は意外な正体の謎の人が現れたりもしながら、ちょっとしたミステリー仕立てで進む。途中トラウマから母親にひどいことを言ったり、鍵の相方が期待したものでなくて狂乱したりもあるけれど、ちゃんと救いもあり笑顔が戻ってくるラストは良かったと思う。
なんだか仏教説話にある、死んだ子供を蘇らそうと釈迦にすがる母親の話のようだなと。死人の出たことない家から火を分けてもらえれば蘇らせよう。と言われて村中の家を訪ね歩くが見つからず、生死の理を悟るという。世の東西は問わず人はそうやって時間をかけて、悲しい出来事を受け入れていくものなのか。
ところで最後にでてくる、動く絵本になっている調査報告書は、あくまでビルに向かって浮き上がる人なんだよな。落ちる人じゃなくて。最初観た時に、え?と思ってしまったけれど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.10.25
号泣したくて借りた一本。そして号泣。嗚咽。泣き腫らしてスカッとした。
内容として、アスペルガー症候群グレーゾーンの少年オスカー。特徴を掴んで見事に演じている。オスカーは、他者への関心もあるし、思いやることもできる。きっと大人になっても大丈夫! -
すごく良かった。トムハンクスがグイグイ来ないところが良かった。居なくなってしまった親子の絆テーマはずるいよね。
あとおじいちゃんがとにかく素敵。メモ帳と筆ペンを持ち歩こう。