疾風ガール (光文社文庫) [Kindle]

著者 : 誉田哲也

• 光文社 (2009年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[文字遊びさんの感想 · 2021年12月18日]

疾走感ある作品。屍の上に舞台があるという言葉が僕にはジンと来ました。普段見ている舞台とかフェスとかにも同じように打ちのめされた人達がいるのかなと思うと心苦しくなった。ただ、だからこそ屍の上にいる人達は戦い続けることが出来るのかなと思った。自分のせいで屍になった人達をせめての罪滅ぼしのために、活躍し続ける。でないと屍になった人達が無駄死にになるから、と僕は思ってしまいます。 富と名声を得た人達が、長く活動しているのは、そういった部分もあるのかなと考えさせられました。 読んで良かった作品でした。

[ポストイットさんの感想 · 2021年9月9日]

夏美の一人ノリツッコミがなんか妙に目障りだったなという感想。才能に恵まれなかったの人の人生の決め方はいろいろだなと思った。

[文字遊びさんの感想 · 2021年4月11日]

疾走感ある作品。屍の上に舞台があるという言葉が僕にはジンと来ました。普段見ている舞台とかフェスとかにも同じように打ちのめされた人達がいるのかなと思うと心苦しくなった。ただ、だからこそ屍の上にいる人達は戦い続けることが出来るのかなと思った。自分のせいで屍になった人達をせめての罪滅ぼしのために、活躍し続ける。でないと屍になった人達が無駄死にになるから、と僕は思ってしまいます。 富と名声を得た人達が、長く活動しているのは、そういった部分もあるのかなと考えさせられました。 読んで良かった作品でした。

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第２回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第４回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール　硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ　硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」