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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (356ページ)
感想・レビュー・書評
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多重人格物。想像を掻き立て、ひたすら注意深く読み進めたものの、気持ちのいいくらいトリックにハマりました。読み終わった後に、序盤から伏線が張り巡らされていたことに気づき、所々感じた違和感の箇所を読み直して「あー!!」と思わず声が出ました。そしてさらにタイトルに納得です。
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最後まで読んでもわからない部分があったのでネタバレを読んだがそれですっきりした。なるほど、彼女は存在しないんですね。そしてあの娘は実在するし、人格としてもいると。なかなかおもしろかったです。
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多重人格の小説といえば、「ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ) 」(貴志祐介、角川書店)を連想しますが、一般人には身近なテーマではないため、ホラーやミステリー系になりがちな題材です。
僕は、ミステリー系小説を「読みはじめたらすぐに分かっちゃいました」的な視点で読みたくないのでいつも先読みせずに読み進めますが、この小説は読み終わってからもう一度読んでみると最後の仕掛けをより深く理解することができると思いました。
伏線が散りばめられ、読み返して改めて深く理解できる構成になっています。
あまり期待はしていなかったのですが、グロい描写もあり意外と面白かったです。
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