ほたるの群れ4 第四話 瞬 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  •  この巻で「一学期」は終わりなんだそうだ。
     ツッコミどころはいろいろあるが、阿坂と会長がどうなったか気になるからもう一回登場するまで読もう→結局やめられず最後まで読んだ(深夜)となっては★5つをつけるしかあるまい……。(どはまり)
     四堂によるゴク中襲撃だけでもクライマックスだったのに、さらに血みどろで激しい巻だった。心臓に悪いッス。。。

     それまで全然フツーの子ぽかった喜多見ちゃんがいきなり弓を取ったのに一番驚いた。「ちゃんとお母さんに習っておけばよかった」って言ってますが人間を射かけるために弓術を習うのもどうかと思うぞ!
     お母さんがどうも「塾」の静と血縁ありそうだし、キャラデザ見ると顔立ちが似ているような……!?
     そういえば永児も白髪鬼と面識があるようだ。飾り枠のスイッチも出てきたしね。てっきり無関係な中学生が巻き込まれたのかと思っていたけど、結局は内輪の話に収束していくのかな。
     ていうか白髪鬼て! 自分の家族につけるネーミングにしてはどうかと思うぞ!!

     この巻は死人多すぎでした。
     四堂とか八重樫とかいいキャラだったのにもったいなかったなあ。
     まあ四堂はしょうがないと思う。剣の道を踏み外してしまった彼はこうなるしかなかったんだろうなぁと。
     むしろ阿坂はなんで生きてるのか不思議だわ。会長も生死不明な感じで終わってたけど明らかに生きてることを仄めかしてたよね。これが主要キャラとチョイ役の違いなのか。。。いや、チョイ訳も豪華なのが、この作品のいいところですよね……(蜘蛛を思い出して涙ぐむ)

     もうすぐ5巻も出そうで、一日千秋の思いで待ってます。
     お姉ちゃんが目を覚ましたらどうなるんだ。永児とは違ってなんかいろいろ知ってそうな気が……。楽しみ!

  • え?5巻は?続きは??いや、何か怪しかったのよ。結構読み進んだのに決着つくのか、と。これでは四堂や弓月が報われない・・・。とはいえ、お話は大盛り上がり。喜多見が大活躍というか、バスへの搭乗から四堂に気づいて、弓まで使い、AS耐性ありとか。アズミもどうなることかと思ったけど、良かったよ、無事で。そして会長、千原行人はヅカさんを殺すつもりと告白し。なんだかんだと、阿坂と会長は殺し合い、助け合い。おっさんは結局諍いに介入したようだけど、大丈夫なのか?最後の最後はお姉さんが意味深なセリフを。これが会長がヅカさんを殺そうとする理由か。でも、何百年も続く会と駒、そして院から塾が袂を分けたのは長女、静の離反のせいなの?これだけ人が死んで、ただの親子喧嘩だったのか、というのは正直本当に報われない・・・・
    けっこう人がばっさばっさ死んでしまうので、嫌な人も多いかもしれないが、個人的にはお薦め。のめりこんだ。登場人物が中学生と幼いのだけど、中学生ゆえの純真さ、ひたむきさとか将来性とか幼さゆえの無力さとかがこの物語を厚く熱くしていると思います。これが高校生では違う雰囲気になるだろうなあ。阿坂みたいな斜に構えたキャラばっかりになりそうだし。
    幕間の裕美、相川たちの花火とかのやり取りが堪らない。日常と非日常を出して、感情が揺さぶられる。
    と思ったらHPで第5巻のPDFがあるみたい?HPがやたら充実している。とりあえず5巻だ!

  • 喜多見かっこいい。
    今まで頼りだったゴリラと会長がお楽しみ中なので、不安で不安で。
    五倉山中のみんなが無事でよかった。

    高塚永児。―あなた、いったい何者なの?

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