隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 死ぬほど鬱になるし嫌な気持ちになるけど,どっぷり集中して読んじゃうし文字だけどあそこまでひどい内容を想像させるってすごいなと思った名作。もう一回読みたくはないけどいい本を教えてって言われたら,これ薦める。

  • 持ってる事さえ気持ち悪くなる本。なんて酷い。読んだ自分を一生呪うよ。しかも実話を元にしてるって……。あのオバハン、地獄の底まで追っかけてってブン殴ってやりたいわ。正義漢面してるわけじゃあないぜッ。とにかくあらゆる意味で強烈なインパクトのある作品。誰にも薦めない。記憶を消去したくなる。……と書いてるくせにケッチャムを読み漁ってしまう私でした。

  • おぞましくも残酷。決して手にとってはいけない最も極悪な本。

  • 控えめに言って「最悪」。最後まで読んだ自分を褒める気にもならない。
    読んでる間、目を背けてはいけない気持ちが湧いてきたのは果たして良心か、醜い好奇心か…

  • ☆4くらいの感覚はあるのだけども……。

    読んでいる間ずっと、「どうしてなんで」と思っていた。読みながら色々考えていたけど、読了してすぐ、うまく言葉にまとめられない、あまりにも苦しい。

  • 久々に『本格的に重い』本を読んだな

    実際に起こった事件をモデルに書かれてるとの事で読み半ばでは元ネタも調べつつ。
    言われている通り『胸糞』ではあるものの目を背けることが出来ない…背けちゃいけない…そんな感じで読んだが全てが痛すぎる。

    いや、しかし、
    これは知ってて、読んでおいて、
    良かった。

    読書好きで知らず読まずは損をするところだったと思える本だった。


    23年読了一発目がコレってね…重いわぁ(;´Д`)
    昨年末から読んでたから仕方ないけど。
    良い本だったのは間違いない。

  • スティーブンキングが絶賛しているが、一般の日本人からの評価が悪い本。
    キングが絶賛しているのは、主人公の少年の心の動きが理解できる=共感できるというところみたいだ。スーパーマンのようにかっこよく救出できるわけではなく、逆に虐待に加勢したくなるような揺れる気持ちのこと。夏目漱石の書くなよなよした男について、その当時の男性が共感したようなものかな。私は全く共感できなかった。おそらく悪い評価をつけている現代の日本人も同じなんだろう。残酷さについても現実に起きている監禁事件だとか一家を乗っ取って殺し合いをさせる事件だとか、本当に起きている事件の方が残虐的なので、この本は正直面白くもないし、新しくもない。主人公も助ける行動をすると逆に事態が悪い方向にいってしまい、「何してくれてんの?」という気持ちしかない。コンテンツから削除してしまいたいくらい気分が悪いだけの本だった。これを映画にするってどんだけ悪趣味?

  • グロすぎた,,,「消された一家」の外国verって感じ むごいし実話モチーフなのやばい

  • 映画化もされた胸糞小説の一つ。
    ナオミ某の「パワー」にはぜひみならってほしい、この文章力。
    現実に起きた事件だというのだからまあ驚きだ。
    短編ならキングのが上だが、長編だったらケッチャムのが上かもしれない。

  • 胸糞悪くなる小説で、一番好き。
    スティーヴン・キングがオススメしてるだけはある。

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著者プロフィール

ジャック・ケッチャム(Jack Ketchum)
1946年11月10日 - 2018年1月24日
ホラー作家として知られる。ボストンのエマーソン大学で英文学を専攻。卒業後は俳優、教師、営業、ライターなど様々な職業を経験するが、ヘンリー・ミラーの出版エージェントをしていたことはよく知られている。1981年『オフシーズン』で作家デビュー。1994年”The Box”で、ブラム・ストーカー賞短編賞を受賞して以来、多くの受賞歴がある。2015年にはブラムストーカー賞生涯功労賞を受賞。代表作に、実在の事件を元に、映画化もされたモダンホラー『隣の家の少女』。
(2018年5月10日最終更新)

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