千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス) [Kindle]

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著者 : 田中相
  • 講談社 (2012年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)

千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス)の感想・レビュー・書評

  • りんご農家に他県から婿入りした男が、風邪をひいた妻に、村の木からもいだりんごを食べさせた。しかしじつは、その木はおぼすな様という神様のりんごの木。食べた女性は一年後の祭りの日、神様の嫁とならねばならない。男は妻を守るべく戦うことを決意する…。

    静かなマンガなんですけど、2巻からめちゃ怖くなります。神様ってこわい。全3巻です。
    なんで誰も何もしてないのに村の女性を取られるんだという男の問いへの村人の答えがすごい。(多分三巻にでてくる)
    「われわれは祝福の〇〇を生きておるのよ」

    続いて 
    にっちのレビュー
    民俗学をベースにしたラブストーリー。いや、ラブストーリーというか、理不尽さに対して人間がどう立ち向かうのか?という話かな?
    昔からりんごの生産で生活している村に男が入り婿としてやってくる。少しずつ村に馴染んでいくが、ある事件が起こる。
    村のはずれに冬でも身をつけるりんごの木があり、珍しいと思い男は身をもぎ、家に持ち帰り、風邪で寝込んでいる嫁の朝日に食べさせる。その事を家族に話すと絶句される。そのりんごの身は普通のりんごではなかった。その身を食べた女は1年後、そのりんごの木に嫁入りしなくてはならないという。生贄のようなものか。古い言い伝えだとおもっていたが妻の様子がおかしい。
    髪が普通では考えられないほどの速さで伸び始め、爪も同様に急速に伸びている。そして身体が以前より小さくなっている。
    男と朝日はその呪いから逃れようと東京へ逃げる。しかし村からの電話で幼い姪が神隠しにあったかごとく行方不明になったと知る。朝日は自分の身代わりになったのだといい姪を助けに村に戻る・・・。
    というような話。前述した通り、理不尽な状況に対してどう立ち向かうのか?という事が作品の主題かと思いました。ラストは傑作アニメまどか☆マギカ的な雰囲気もあるりますね。共同体を救うための自己犠牲みたいな感じでしょうか?それだけだとやるせないんですが、ひとつ彼女のおかげで村は変化(60年前の出来事よりは)はするんですね。よそ者を受けいる、という決断をする。まあ、そのあたりがあるおかげで、とても怖くて悲しい話なんだけど、ほんのりと救いを感じるんですね。傑作だとおもいます。そしてこういう作品を読むと、才能は文学ではなくマンガに向かっているなあ、と実感しますね〜。

  • 捨て子という過去を持つ男が青森へ婿入りした。その年、60年ぶりにりんごの木に宿る神に選ばれた人身御供はその男の嫁だった。
    どう抵抗しても「ままならぬこと」として受け入れようとする村人。
    「ままならぬこと」はもう受け入れたくない過去を持つ男の必死の抵抗。

    中々緊張感溢れる語り。
    でも、最終的に何がどうなったのかちょっと曖昧に描かれて終わっているのが残念。

  • 無料。好きじゃない。

  • 田舎のリンゴ農家に婿入りした主人公が偶然、村の禁忌に触れてしまい…みたいな話。おどろおどろしい雰囲気のお話が、比較的あっさりめのタッチで描かれていて、おとぎ話のような不思議な感じを受けます。徐々に変化していくにつれ、かえって魅力的になっていく朝日さんが気になる。3巻完結のようですし続きも読みましょう(Kobo 版で読了)。

  • Kindle版で再読。

  • 舞台説明は終わり、ここからの話だと思うのだけど、単行本発売済の2巻は未だKindle化されていない。早く。

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