新しい市場のつくりかた―明日のための「余談の多い」経営学 [Kindle]

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著者 : 三宅秀道
  • 東洋経済新報社 (2012年10月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (400ページ)

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新しい市場のつくりかた―明日のための「余談の多い」経営学の感想・レビュー・書評

  • 地球上には、はじめ「道」はなく、人々の往来が増えたから「道」というものが結果として出来た、という括りの言葉が事業の 本質を突くかの如くで胸に響いた一冊。

    冒頭の紹介文にも書かれていますが、物凄い調査量と膨大な経営学の論文に通ずる一方、飽くまで語り口は具体的かつソフトに 書かれており非常に読みやすくかつ濃厚な内容といえます。上期トップ5は硬い。

    「新事業」や「大企業病」といったキーワードの間でジレンマを感じることがある ならば是非手に取っていただいて、そして本書を軸に語り合ってみたいと思わさせられ ます。

  • 【★★★☆☆】
    「それ問題だと思っていたわ」と問題が解決してから思うことはないですか?
    シャンプーのふた(押すとこ)に凸凹がついたときは目が悪い私はナイス発明と思った。それまでシャンプーを目の前に持ってきてリンスではないか、ラベルやおかんが「S」と書いたふたを確認していたのに。
    こういうのを解決できるまでのプロセスを立てれるヒントがあればよいと思って読んだのが動機。
    つまり、問題設定とそれを実行に移せれるよなにかを探すヒント。

    この本は、近年韓国などの後進企業に押されている日本を立て直すべくメーカーを例に書かれているけど、別にメーカーを救う道を知りたいと思って読んだわけではない。考え方というのはどの業界にいても大事なもので私がいる業界にとっても大事。
    自分にあてはまるところが限定され、学んだことはそう多くはなかったけどおもしろい本。

    学んだこと
    新しい市場を作るには、新しい文化、生活習慣、ライフスタイルの登場が必要
    問題は発明の対象→問題の開発(価値観、文化のデザイン)こそがはじまりの「種」
    問題は発見の対象という錯覚にとらわれるとひたすら外界ばかり見て自分が自分の価値観をどのようんに設定するかをおろそかにする→自分の理想とのギャップを正しくする

  • 思いやり、知らない人との新しい繋がり、自分の中のフィルター、まだ名前がないもの、そして、「地上にもともと道はない。歩く人が多くなれば、それが道なのだ」
    これらの言葉を受けてフィルター(うろこ)が外せ
    なければ未来はない。

  • 早くも今年読んだ本の中ではベスト。ものづくり=技術という文脈で語られることが多いが、ものづくりの裏にはあわせて文化も開発されるべきなのではないか、という問題提起の話。
    文化開発には4つのフェーズ=問題開発・技術開発・環境開発・認知開発があり、その中でも問題開発が最も大切。問題は潜在的に存在し、まだ発見されていないだけと一般には認識されているけど、実はそんなことはない。問題は誰かが問題提起しないと問題として認識されない、したがって開発されるものというふうに認識を改めるべき。
    また問題開発というものがそもそも「企業の意図して管理する」というものとは全く反対の方向性でかつ偶然を含むもののため、その偶然をいかに必然的に作り出していくかという点が重要という話。これは今の企業組織の限界を表してもいる。問題開発のためのアプローチとして産官学の連携や地域との連携などが考えられる、という点は納得。
    全体的に軽いタッチでしかも余談が多いため、長いが疲れずに読める。

  • 問題開発 ⇒ 技術開発 ⇒(ココから先がキモ!) 
     ⇒ 環境開発 ⇒ 認知開発

    ・モノづくりの先。
    →エンジニアリングとマーケティングの統合。

    ・潜在需要(市場)の開発。
    →ではなく、無意識の問題を解決したモノづくりで、
    これまで無かったニーズと市場を生み出す事。

    ・価値の創造。

    事例:
    ハーレーダビッドソンは、所有者の妻と、その家族が持って欲しいアイテムと思える商品戦略・ライフスタイル提案により、後発の日本市場で成功した。

    問題の開発。 問題設定の問題。

    分かったようで、知恵として消化するには、なかなかに難しい。 しかし、ヒントはここにある。 その直感を今は大事にしたい。

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