マネーロンダリング (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • いつもながら良くわからないまま手に取るのですが、期待を超える面白さでした。一気読み。

    タイトルからも金融絡みということはわかりましたが、日本を飛び越え、外国まで広がるスケール感の大きさとスピード感が心地よかった。

    お金ってこえー。

    オススメです♪

  • 2003年出版の本らしいですが、先日初めて読みました。情景描写が絶妙なため、2023年の今読んでも非常に面白く、不朽の名作とはこの事かと思わされました。

  • とてもエキサイティング、かつ学ぶ所も多かった。金融に関わる人は改めて読んでみるのオススメ!

  • ミステリーとして面白い作品であった。何より香港の描写が臨場感を際立たせる。また、こういった海外主要都市の描写がうまい作品 (黒木先生の作品もそうだと思う) は全般的に好みなのだなと再確認できた。

    マネーロンダリングのやり方自体は、感心はするものの、特に驚くほどではなかった。しかし、解き要素が面白く、一気読み間違いなしだと思う。

  • 個人的には超大作。タイトルで書かれているようにマネーロンダリングの話ですが、それを軸に人間ドラマ、サスペンスなどが展開されます。最初は読んでいてお金周りの話面白いとなるのですが、途中から事件が色々起きてミステリーに変わっていきます。読み終わったら、少しその世界に浸っていました。久々に読んでよかったと思える一冊になりました。映画化しても面白そうです!

  • 久々に半日以上読書にのめり込んだ。金融の話だと思っていたが全く違った。白夜行、ダブルジョーカー、レベル7を思い出す内容…最高でした。

  • ただただ、マネーロンダリング、してみたい

  • 工藤秋生は香港でファイナンス・アドバイザーをしている。オフショアの口座を作って税金対策をする指南役である。都市銀行からアメリカに派遣されたが、ヘッドハンティングされて投資銀行に勤める。そこから流れ流れて香港でオフショア関連のアドバイザーだ。彼の元を訪れた美人にあるスキームを提案する。それから彼の周りでとんでもないことが起き、彼はとんでもない深みにはまってしまったことを悟る。資産家の老人の質問に工藤が答えて「資産運用はしないこと。税金は払わないこと。」これが運用方針である、との言葉に含蓄がある。

  • 知人の勧めで同著者の作品をまとめ読み

著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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