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感想・レビュー・書評
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でたよケッチャム。
もうなんていうか、感想はこれに尽きる。
でたよケッチャム。
これは映画「ザ・ウーマン」と同時リリースされた作品ということで、監督のラッキー・マッキーとの共著とのこと。(友成純一の解説より)
しかし、まあ、やりたい放題。タブーのオンパレード。ちょっとした暴力描写でキャーキャー言うようなヒトは絶対に読んではいけない。
しかし、陰惨とか胸がムカつくとか腹が立つとかキモチワルイとか怖いとか吐きそうとか、もはやそう言う感情を軽々と超えて、なんか変に清々しく、それでいて胸にホワッと暖かいような切ないような感情まで生まれたりするのがケッチャムの怖いところだ。
そうそう、途中で登場人物の少女がキングの小説を3回も繰り返し読んでいる描写があり、それがストーリーの方向を暗示してたりもする。内輪ネタを挟んでくるあたりにも、作者のノリノリさが感じられるでしょ。まあったく、タチが悪いよなあ。
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