87CLOCKERS 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]
- 集英社 (2012年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (200ページ)
感想・レビュー・書評
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巷にはオーバークロックなる世界があるらしい。それはPCの処理能力の速さを競うらしい。そのためには液体窒素も使うらしい。そんなオーバークロックの世界を描いたのがこの87CLOCKERS。世界的な記録を持つMIKE(ミケ)、MIKEの助手らしきハナ、音大生の奏。この3人が繰り広げるオーバークロックの世界は、はちゃめちゃで破天荒だ。「寒いとか、痛いとか、欲しいとか、苦しいとか、何も感じないようになればいいのに……」皆が皆コミュ障とは思えないが、何かを極める人は紙一重だと思った次第。
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のだめの人がこんなの!?
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《全9巻》
二ノ宮ワールド全開のライトな作風で面白かったです!
さらっと内容に触れると、メガネの主人公奏(かなで)君はガツガツとした競争とかあまり好きじゃないのですが、ある日一目惚れしたハナをきっかけにオーバークロックというPCの速さを競うマニアックな世界に自分ものめり込んでいく。
“オーバークロック”ってまた随分マニアックなネタなんですが、女性でも楽しく読めると思います。『のだめ』とどっちが面白いかと言われると、『のだめ』ですが(^^;)でも巻数少ないんで、気楽に読めてお勧めです! -
オーバークロッカーって何!?という状態から読み始める。
ふむふむ、確かに車の例えだと分かりやすい。しかもゲームで対戦するのねー!
音大生、奏くんがとてもかわいい。ひよこ頭の天然メガネキャラだなんて、良い主人公だ。
音楽をやっているので耳が良い→ゲームに有利というのも、音大生という設定が生きていて好き。
MIKEがOCだけのために肉体労働してたり、ハナちゃんがすごい手先が器用なのに内職して健気に男に貢いでいたり、ジュリアがやり手キャバ嬢だったり、なのに高学歴だったり……。同じ趣味に生きる人達でも、その背景(職業)によって性格や個性がまるっきり違うのでそれぞれ面白く、ぐいぐい引き込まれた。
これからどんなスペックのマシンや技術が登場してくるのか楽しみ!
(2巻までの感想) -
1週間限定で無料閲覧可能だったので、hontoストアでダウンロードしてみた。内容は、自作パソコンの「オーバークロック」に青春を捧げる人たちを描くスポ根(?)&恋愛モノ。私にはよく分からない世界だけど、さすがは大御所・二ノ宮知子ということで、誰でも面白く読めるようネームが丁寧に構成されており、バツグンの安定感。まあ、作品として「のだめ」に比べるとヨコシマ度がかなり低めなので、私が続きを読むことは多分ないと思うが。(現在、ヤングジャンプコミックスで第7巻まで刊行中)
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「のだめカンタービレ」の作者の人がCPUのオーバークロックの世界の漫画を描いてたのかと知って驚いた。というか、そんな競技的な世界があるのも知らなかった。