文藝春秋 2013年 02月号 [雑誌]

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  • 文藝春秋 (2013年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910077010238

文藝春秋 2013年 02月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • 「中村勘三郎の告白 太地喜和子との本物の恋」大変興味深く読みました。太地さんは、魅力的でスキャンダラスな女優さんであったことを、記憶しています。方や勘三郎さんは歌舞伎界の将来を担う逸材。そんな二人の恋が真剣なものであることは知りませんでした。お二人とも今は亡き人であることが残念でなりません。

  • 創刊90周年記念
    独占手記は「丹羽宇一郎 前中国大使 日中外交の真実
    90周年特別企画は「日本が震撼した47大事件の目撃者」
    特筆すべきは立花隆の「最先端技術と10年後の日本」と村上龍の「老後への覚悟を持て」だった。

    「最先端技術と10年後の日本」では、天然資源のない日本は、科学で知的財産を生み出し、日本の力としなければならない、というノーベル賞受賞した山中伸弥氏の言葉を最初に持ってきて、わが意を得たりと思いましたから始まる立花隆は面白い。
    iPHONE5は中国の工場で組み立てられているが、その部品を供給しているのは、ほとんど日本企業であるという。千点以上からなる部品全体の実に4割は、村田製作所、TDK、東光、パナソニック、日本航空電子工業、旭化成エレクトロニクス、セイコーエプソン、エルピーダメモリなどだ。この技術的な優位を今後も続けることができれば、日中関係が悪化しても最悪の事態は回避できるのではないかと思います(99ページ)。このほかにおむつなどに使われる「高吸水性樹脂(SAP)」や炭素繊維が世界の先端をいっている。
    日本の素材・部品なしに、中国や韓国のあらゆる産業は立ちゆかない。最終商品だけに頼っていると、市場で外れたときに共倒れしてしまう。

    それと五木寛之/宮城谷昌光の「乱世を生きるということ」が面白かった。
    村上龍の「老後への覚悟を持て」では、2対6対2の法則もよかった。組織の中では常に2割の上位層、6割の中位層、2割の下位層が存在するという。企業の場合なら優秀な上位2割が多くの利潤を生みだし、6割がそれを支えルーティンワークなどをこなし、2割の「お荷物」が必ず存在するという法則がある。

  • 地元の図書館で読む。

  • 皮肉なことだが、人は歴史からは絶対に学ばないというのはほとんど唯一の歴史の教訓である。日本の国家のピークは昭和50年ごろ。そこには世界史上まれに見る豊かで格差が小さく平和な社会があった。それを可能にしていたのは、右肩上がりの経済成長、人口構成、そして冷戦という世界的な構造の中での安定という3つの要素だった。

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文藝春秋 2013年 02月号 [雑誌]はこんな雑誌です

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