幼年期の終り [Kindle]

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制作 : 福島 正実 
  • 早川書房 (1979年3月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (390ページ)

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幼年期の終りの感想・レビュー・書評

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  • 恐かったけど、巣立っていくシーンに泣けました。

  •  SFがもっとも華々しかったと言えるであろう1950年代、間違いなく巨匠の一人に数えられるアーサー・C・クラークが著した古典SFのひとつ。

     人類がまさに宇宙へ進出しようとしたその時、圧倒的な科学力を備えた宇宙人が現れ、地球人を見守り始める。彼らの庇護下で人類はかつてない幸福を甘受するが、隠された真の目的は謎のままだった…

     正直、アシモフ派の私としては少々物足りない読後感でした。設定と展開は格調高く壮大なのですが、エンターテイメント性に欠ける印象です。好みの問題かもしれませんが、あまりに淡々かつ説明的に進みすぎる上に、壮大すぎて捉えきれなかった気がします。

     これがドキュメンタリーなら実に感動なんですが、当然フィクションなので、楽しみ方がわかりませんでした。

  • 最後まで読んで、中身がよく理解できなかったというのが、正直な感想。みなさんのレビューを見ても、何が良いと言っているのか、よくわからない。確かに、様々なメッセージ性が秘められていて、何かすごいことが書かれている作品のようには感じる。しかし、「裸の王様」ではないので、「わからないものはわからない」としか、言いようがない。
    異星人に地球を管理されることによって生じる問題はよく考えられているし、ジャンに与えられた役割は工夫されているし、異星人が地球の芸術文化をどう捉えるのかという視点も面白いとは感じた。
    また、物語自体は起伏に富んでいて、読み物としては楽しい作品だが。

    (ネタバレ)
    地球にやってきて、上空に宇宙船の艦隊を滞在させたまま、地上の世界をコントロールする「オーバーロード」の存在は、神のメタファーだと思った。いや、それ以上の存在だ。地球から、戦争をなくし、貧困をなくし、健康上の心配をなくしたりと、神でもなしえなかったような幸福を地球人類にもたらしているのだから。
    読んでいる最中に最も関心を引いたのは、「オーバーロード」の本当の目的が何なのかということだ。カレルレン総督のこの問題に答えるメッセージが第3部20章に記載されているが、書かれている内容がよく理解できない。「オーバーマインド」とは何者なのかもわからない。

    ジョージたちの世代とその子供のジェフたちの間で大きな世代間ギャップが起こるが、人類史における旧人類と現生人類との間の隔絶を連想させた。そのギャップが地球の滅亡につながったのだから、それ以上の大きな違いなのだろう。しかし、子供たちはなぜ、地球を滅ぼしたのだろうか。

  • 人類が宇宙への道を開こうとしたとき彼らはやってきた・・・。

    人類を穏やかに導いた彼らの目的は?

    想像するしかないラストの壮大さよ。

  • 端的に言うと、最後の最後まで「結局どういう話なのか」が分からなくて、良く言えばドキドキするし、悪く言えばモヤモヤする。
    とにかく話のスケールが大きくて、すべての想像を上回ってくるので刺激的。
    要所要所で話の大筋に関わる情報をチラ見せされて瞬間的に盛り上がるけど、最後に大きなカタルシスが待っているというわけではなくて少し残念だった。
    単純な娯楽作品というよりは、人類の存在意義とか人類と宇宙との繋がりとかについて深く考えさせられるようなお話。

  • あー、凄いなという感想しか抱けなかった。
    人類が進化の極地でないとして、ではどういう生命体が上に立つべきなのかと考えたことはあるけども、異星の生命体もどこか人類のような進化形態になることを期待していた自分が愚かに感じた。
    進化の袋小路という概念も当然あるのだ。そして、また、人が家畜を発明した歴史のように、外部からのきっかけで種が進化することもあるのだ。
    もう少しこの世界を味わっていたかった。

  • 何度めかの再読。都市の上に浮かぶ巨大な宇宙船のイメージの先駆。この小説には映像も挿絵すらも全て邪魔だと思う反面、今の技術で映像化したらどんな具合になるだろうと興味津々でもあります。特に幼年期を終えた人類の進化のシーンと、カレルレン達オーバーロードの姿が見たい。ジャン役はウィル・スミスがいいな(笑

  • ドラマを見てから読みましたが、イメージを膨らませてストーリーをより深く読み取ることができました。ドラマでは人類は家畜や作物のように育てられ最後に収穫されるようなストーリーでしたが、原作では人類はより高次の存在へと進化しホモサピエンスは終焉を迎えるというストーリーでした。

  • 面白い。

    オーバーロードの示した政策というものに、やはりどこかキリスト教的エゴを感じてしまう。たとえば闘牛を残酷だとして禁じてしまう話とか。
    話の壮大さに比してごく少数の人間にしか焦点が当たっておらず物足りなさも感じたが、それでも面白い。ラストで、地球が物質的に全く残らずオーバーマインドに消費しつくされてしまう過程は恐怖そのもの。

  • SFの古典として名高い一冊なので心して読んでみた。突拍子もない展開が無いとは言えない(唐突なコックリさん)けれど、タイトルの意味するところを理解できた時は感じるものがあった。ディストピアのようで、そうではない地球が舞台かな。

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