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感想・レビュー・書評
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トリックスター的な疑似クーデターの話である。前巻くらいから出てきた政治家の堂々たる悪役ぶりはすばらしい。文句なく憎らしい上に、情けなさを感じさせないのはさすがである。
物語の流れは、村上龍氏の「愛と幻想のファシズム」を思い出した。基本的な進め方は、ほぼ同じと言っていい。マンガならではの単純化はあるにしても、だが。この辺りについては、作者の限界というより、村上氏の先見性に驚くべきだろうと思う。
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