半端者—はんぱもん— (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

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  • タイトルの通り「俺」がまだ北大の学生で、家庭教師もしながらススキノに漬かり始めた頃の物語。初々しい高田との関係や、桐原との出会いなどファンにとってはそれだけで「たまらない」内容。逆に言えば、これまでこのススキノ探偵シリーズを一冊も読んでいない人にはお勧めできない。是非、シリーズを複数作品読まれてからどうぞ。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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