刀語 Blu-ray Disc Box(完全生産限定版)

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監督 : 元永慶太郎 
出演 : 細谷佳正  田村ゆかり  中原麻衣  池田昌子 
  • アニプレックス (2013年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4534530065155

刀語 Blu-ray Disc Box(完全生産限定版)の感想・レビュー・書評

  • 私の学生時代にも西尾維新に入れ込んでいる友人がいまして、私はライトノベルをそれほどおもしろいと感じないたちゆえアニメも見飛ばし、今更になって1年前の録画を見てみたわけですが、おもしろい……先入観、よくない。文章のほうは未確認なのでそちらは言及しがたいのですが、映像で見る限り、非常に良いエンターテインメントでした。

    ●キャラクターデザインの可愛さ
    モサい男扱いを受けている七花でさえ、背骨の真下ではなくちょっと横にずれた位置に、ななめに傾いだ蝶々結びをしているのが可愛い。全体的にキャラクターデザインがデフォルメの極みというか、子供向け番組にでもありそうなくらいコテコテなデザインで、そのコテコテな設定とも相まって、非常に可愛い、というより可愛らしい。

    ●音楽
    こじゃれています。余裕のある音楽が多かったように感じます。

    ●役者さん
    七花のあの、のっぺりとした喋り方が、実に田舎者くさくて、面倒くさそうで、だるそうで、でも気遣いができそうで、非常に良かった。不平不満をいうときでさえ、敵意や刺々しさを一切感じさせない、実に面倒くさそうなあのかんじ、本当に面倒だから面倒だと言っているだけの、それ以外の何も含まないあのかんじ、非常に良かった。わりと七花の台詞はド直球なのでギョッとすることもありますが、徐々にとがめに対して柔らかくなっていく感じもよかった。小器用な役者さんであれば、ある行為を命じられて、面倒がるその瞬間に、面倒さに付随して湧き上がる様々な感情や思考も、その面倒くさがるたった一言の台詞にすべて詰め込んでしまうような気もするのですが、細谷さんの場合はそれがない。面倒なら面倒、それだけ。こいつこういうこと命じてくるよなという否定的な分析もなにも含まない、シンプルな印象がする。

    ●シナリオの根底にある生命礼賛、人間性礼賛
    わりとヒューマニズム満載で、ライトノベルらしいと言えばライトノベルらしい。登場人物もキャラクターごとに特徴がありつつも、共通することとしては、生きるということにそれぞれ非常に真摯なのですよね。あるいは、生きることそのものが、たとえば剣士としての在り方であるならば、ストイックにそれぞれが剣士として生きている。わりと卑怯なキャラクターを見ないのですよね、ヒロインのとがめ以外には。ストイックで善良で、けれどそのストイックさは同時にエゴイズムでもある、こういうふうに結論付けるところも、ライトノベルらしいと言えばライトノベルらしい。ただ、とがめの真意については、私はとがめが過大に、自分の冷静さをさも極悪非道なあり方であるかのように言っているだけで、実際のところはそれほどとがめが冷酷であるとか、特別に理性的な人間であるとも思えないので、12話のところで後述しますが、ちょっととがめが自分を特別悪人だと思い込みすぎているだけではないかと思うのですよね。あのように言うことで七花を解放しようとしたのだとも取れますし、彼女自身が、あまりにも敏感に自らを裁きすぎなのだとも取れます。両方でしょうね。
    一見すると七花が人になっていく過程、自立したひとりの人間になっていく過程を描いている作品で、七花24-26歳の、とがめ25歳以上の(七実27歳を参考にすると27前後か)、成長の過程を描いているように見えます。比較的健全に育った七花にとってはそうなのですが、しかし親におそれられ、うとまれ、がんじがらめに縛られて生きてきた七実や、家族をすべて奪われ、身一つで生きていかなければならなかったとがめに関しては、健全な成長の過程が実は見られません。3話の敦賀迷彩のエピソードもそうなのですが、心理学でいうところのアダルト・チルドレンとか、機能不全家族とか、そういったキーワードを思い浮かべながら見てしまう人も数多くいるでしょう。七花ひとりが健全な、... 続きを読む

  • Netflixで全部見た。
    七とがの関係と結末に、寂しさを覚える。

  • 原作の再現度、アニメーションの完成度等、文句の付け所がない名作。1話1時間×12話という独特な構成も原作リスペクトで非常に良い。是非是非、最初から最後まで通して見てほしい!何度繰り返して観ても最終話後は無気力症候群になります。(私は)
    竹先生のパッケージも素晴らしい。「美麗」という言葉がよく似合うなぁ。

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