sakanaction (初回生産限定盤CD+Blu-ray)
- ビクターエンタテインメント (2013年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4988002642670
感想・レビュー・書評
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これぞ完璧なサカナクション。
シングルというメディア露出の多かった曲に対する
メンバーが本当にやりたい音楽の間にギャップがあるので
なかなか取っ付きにくさもあるかもしれないけど、
セルフタイトルにも現れてる通り、
このアルバムが自分達だっていう名刺がわりになる1枚だと思う。
個々がそれぞれハイクオリティ過ぎて、
アルバムとしてのまとまりはないかもしれないけど
もの凄い意思と闘志が伝わってきます。
なのに暗いんだけど。笑
そこがまたいいんですけどね。
ツアー終わったら1回休んでほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな魚がいて色鮮やかで、でも深海のような暗闇と静けさもあって、私のような若者にクラブミュージックのような新しい世界を見せてくれて、深く深く潜るように深く聴けば聴くほど幾通りの解釈の仕方や幾つもの発見があるような、スキューバダイビングみたいなイメージ。
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ミュージックからMまでのレベルの高さがはんぱない。フロントマンだけの音楽だったものから、メンバー全員の音楽になって、だけど昔のフロントマンがメンバーの中に生きてて、一周回って戻ったような感じ。
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どこをどう切り取っても素晴らしい。
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【サカナ、冠しちゃいました】日本のオルタナティヴ・バンドの注目筆頭株とも言えるサカナクションが、アルバム6枚目にしてついに自身のグループ名を冠したアルバムを発売(2013年3月発売)。多くのタイアップ曲も収録し、グループ初となるオリコンNo.1に輝いた1枚です。音への遊び心と底の見えにくい歌詞が非常に特徴的。
自分にとってサカナクションは本作が初体験になるのですが、"INORI"、"ミュージック"、"夜の踊り子"という3曲を聴いただけで、その出所のよくわからない心地よさにやられてしまいました。特に、前半と後半で曲調がガラッと変わる"夜の踊り子"は本作の中でも特にお気に入り。その他、サビへの盛り上がりに心惹かれる"M"、ジャケットとの雰囲気がもっともマッチしている"mellow"当たりが出色でしょうか。
おそらくファンの方々からすると、その独特な歌詞により構成される世界観がまたたまらないのでしょうが、そこまで考えなくても、というか歌詞がそのまま聴くと呑み込みにくいからこそ、BGM的に聴ける作品でもあるのではないでしょうか。そういった点では、窓口が広く、それでいて奥行きも備えている、そんな誰にとっても居心地の良いアルバムになっていると思います。
〜雨になって何分か後に行く。今泣いて何分か後に行く。今泣いて何分か後の自分。〜"雨の踊り子"
ちょっと遡って聴いてみようかな☆5つ -
ボイルが最高にいい。
最初はそうでもないが、何度も聞いているとジワジワと上位にあがってくる。 -
一曲目から通しで聞いてると、聞き流せるようで
ところどころガッツリひっかかる、そんな感じが
した。
自分たちのバンド名をタイトルにしただけの事は
あるなぁと思う。 -
ブルーレイみたけど、ヤバい!買ってよかったぁ!
貴重な映像だらけで、さらにサカナクションが好きになった。
裏側をみると、作り手の意図がわかりますます作品に興味を持ちます。 -
「サカナクションといえばこのアルバム」みたいになっていくアルバムかも。だからセルフタイトルなのかな。
タイアップ曲が多い。耳触りがよく、歌詞も今までより解釈しやすい。
一方で、実験性やこだわり(音とか装丁とか)もあって、ああサカナクションだなと思う。
好きです。
サカナクションって何?という人にもおすすめしたい1枚です。