スカイ・クロラ (C★NOVELS BIBLIOTHEQUE) [Kindle]
- 中央公論新社 (2002年10月1日発売)
本棚登録 : 64人
感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (291ページ)
感想・レビュー・書評
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いろんなことが明瞭なまま話が進むのではなく、なんだかよくわからない物語。
私の好みとはちょっと違うカラーの小説。
なのに、これが3度目の読了。
なんでかわからないけれど、惹かれるシリーズです。
『スカイ・クロラ』シリーズの1冊目。
時系列で並べると、最後の物語になるのかな。
だから、初めて読む時には話の流れはよくわからないはず。
初読時には、どう感じたんだったかな…。
意味がわからないなりにも、夢中で読んでたような気がします。
語り部の名はカンナミ。
キルドレと呼ばれる永遠に歳を取らない子供です。
彼らキルドレは、戦闘機パイロット。
戦いで死ぬときだけが人生の終わり。
それまでの間は、昨日と同じ今日、今日と同じ明日を生き続けています。
永遠の時を生きているのに、刹那的な雰囲気をまとっているような不思議な感じがします。
彼らはみんな壊れやすいガラス細工のよう。
透明でキラキラしているんだけど、すぐに粉々になっちゃいそうなくらい危うい。
そのアンバランスなところが、惹かれる理由なのかな?
戦闘機パイロットの物語だから、空を飛んでいるシーンがたくさんあります。
その描写がまた心地いいんですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハードボイルドというか単調な会話が多く、言葉の裏の意味を読み取る必要がある作品のような気がした。テーマは戦争というより別のなにかだと思う。
自分には少し難しかった。