夏を喪くす (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 紹介で読破
    「原田マハ」は良く聞くが初めて読んだ
    綺麗な文章で読みやすいが、全て中年女性が主人公でその感情が自分には掴みにくかった
    あと基本主人公とその夫が不倫しており、仕事が出来る人間は不倫する、みたいな先入観があるのか、と邪推してしまうのと、不倫が悪いかはさておき懸命に幸せに向かう決意をする姿が読んでいて何となく応援し辛かった

    結局私に女心が分からないから楽しめなかったのかもしれない

  • 2018/2/3 Amazonより講談社キャンペーンポイント50%OFFにてDL購入。
    2022/3/28〜3/31

    元は「ごめん」として出版された短編集。「天国の蝿」、「ごめん」、「夏を喪くす」、「最後の晩餐」の4編。どの作品も切ない、とても切ないマハさんらしい世界。最後の作品のクロの消息は結局どうなんだろう。

  • 短編集4作品 原田マハさんの作品によくある人生を謳歌する女性が出てくる話。
    ただ、そんな中である日突然人生がうまくいかなくなり、それまでの自分がしてきたことを振り返っていくとゆう…

    面白かったですが、ちょっと難しかったかな笑

  • 「なんだか、硬いね」 ベッドで恋人が乳房の異変に気づいた。仕事と恋を謳歌する咲子の人生に暗雲が翳る。夏の沖縄で40歳を迎えた女性の転機を描く表題作を含む、全4編を収録。揺れる女心の決意の瞬間を鮮烈に綴る中編集。。

    惹きつける力の強い作品ばかりで、原田マハの筆力がかなりなものであることはよくわかる。が、「揺れる女心の決意の瞬間」を描かれてもなかなか共感はできないし、中篇のせいかどの話もやや物足りなさを感じた。
    (C)

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

原田マハの作品

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