ファークライ3 【CEROレーティング「Z」】

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  • ユービーアイ ソフト (2013年3月7日発売)
  • Xbox 360
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4949244002417

ファークライ3 【CEROレーティング「Z」】の感想・レビュー・書評

  • "グランドセフトオートをジャングルでやったら?"、おそらくそんな発想から産まれたオープンワールド・サバイバル・アドベンチャーゲームの3作目。視点はグランドセフトの様に3人称ではなく、1人称の自分視点。ストーリーはルークアイランドという島に遊びに来ていた大学生たちがゲリラに巻き込まれ、だんだんと自分の中の正義と狂気に気付いてゆくという主人公・ジェイソンの物語。

    そんなどこかで聞いたことのあるようなストーリー、舞台、ゲーム性は『デッドアイランド』と非常に共通点が多い。また武器のバリエーションからは『コールオブデューティ』シリーズも思い出す。上記ゲームが好きな多くのプレイヤーは、この作品も難なく入り込めるだろう。そして前作『ファークライ2』からグラフィック、操作性、バランスも驚くほどの進化を遂げていて、申し分ないくらいに面白い。しかしそこが実はミソというか罠というか、プレイヤーはゲームに夢中になり、気付かぬうちに制作者の本当に意図していることが娯楽性ではなかったという結末に辿りつく。

    ここからはネタバレになるのだが、物語の最後はかつて愛していた女性、もしくはこれから愛してくれる女性のどちらか一人を殺さなければならない。事前でセーブをかけ、リセットを押して何度も他のパターンを試してみたが、絶対にどちらかひとつを択ばなければならないようになっている。つまりこのゲームにはバッドエンドしか存在しないのだ。

    制作者が言いたかったのは、爽快感でも、ジャングルで生き残るサバイバル法でも、帰って来た平穏な日常の幸せでも何でもなく、「例えゲームでも人を殺して良いのですか?」という問いだ。特にアメリカ産のゲームは昔から暴力・残酷描写が多いことで有名だ。「ゲームが影響してやがて現実でも…」といういわゆる"ゲーム脳"というものには懐疑的だが、それでもそんなゲームを次々と求めてしまう僕らには何かしらの問題傾向があるだろう。

    それに気付いた瞬間に主人公はジェイソンではなく、フッと自分になる。まるで映画『ウォッチメン』のロールシャッハというキャラクターがエンディングで、本当に僕らひとりひとりにロールシャッハテストで問いかけるように。その意味でゲームとしてだけではなく、ひとつの社会批評としてもとても優れた作品である。他のゲームに比べ、クリア後に特に何もすることがなくなるので、★をマイナス1させて頂いたが、それも虚無感を出す為の制作者側の意図ではないか、というのは考え過ぎだろうか。

  • 日本版発売までだいぶ時間がかかった作品だが、結果としては良かったのかもしれない。なぜなら、年末商戦で大作がたくさん出る時期にプレイしていたらここまでこの“ルークアイランド”にどっぷり浸かることが出来なかったからだ。

    2作目は序盤で積んでしまっていたので実質シリーズ初プレイ。ジャンルはFPSだが、流行のオープンワールドRPG要素を取り入れており、基地制圧やサブミッションなどはGTAやセインツロウなどのサンドボックスゲームの要素も入っている。

    “ストーリーは、主人公のジェイソンとその仲間たちがバカンスを楽しむ中、とあるきっかけで絶海の孤島“ルークアイランド”に足を踏み入れてしまうところから始まる。この島は海賊が支配する無法地帯。ジェイソンたちも海賊のボス、バースに捕らえられてしまう。バースは解放の意思はないにも関わらず、ジェイソンたちの家族に身代金を要求。ジェイソンは命からがら逃亡するが仲間たちは捕らえられたまま。島で出会う個性的なキャラクターたちの力を借りて救出に立ち上がる・・・”

    登場人物は全員魅力的。パッケージにデカデカと載ってしまう悪党バースを中心に、シトラ、デニス、、味方から敵までキャラクターには事欠かない。正直、ゲームプレイの時間はほぼ島の探索に費やされるので一人一人と絡む時間は本当全体の数%に過ぎないんだけど、それぞれバッググラウンドが想像出来てしまうキャラクター像は本当に素晴らしい。

    とにかく島を歩いているだけで楽しい序盤、基地制圧や狩りが楽しい中盤、ストーリーが盛り上がる終盤とゲームとしてのバランスは良いと思う。カットシーンなどもほぼ無いのでストーリー性が若干薄い気もしたがその分、ゲームプレイその物への没入度は尋常じゃなく高い。クリアしてしまうのが寂しくなるのは久しぶりだった。

    シューターとしては、操作はほぼCoD系。武器の種類やカスタマイズも豊富なのでFPSとしても優秀。スキルを身につけていくことでステルスプレイがし易くなる仕様も素晴らしかった。

    対戦は未プレイだが、コープは本編とは打って変わってチャプター制の撃ちまくりシューター。一応ストーリーもあるが、おまけ程度と思って良い。レベルやアンロック要素も豊富なのでこれはこれで楽しめた。

    海外版は去年発売だが、現時点で2013年No.1ゲーム。実績もコンプリート。島がジェイソンを変えたのか、ジェイソンが島を変えたのか、プレイヤーがジェイソンを変えたのか。記憶が消せるならもう一度ルークアイランドに行きたい・・・(∵)

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