踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 本広克行 
出演 : 織田裕二  柳葉敏郎  小栗旬  香取慎吾  深津絵里  ユースケ・サンタマリア  伊藤淳史  内田有紀  小泉孝太郎  北村総一朗  小野武彦  斉藤暁  佐戸井けん太  真矢みき  筧利夫 
  • ポニーキャニオン
2.93
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本棚登録 : 598
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632503440

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁湾岸署管轄内で開催されている国際環境エネルギーサミットの会場で誘拐事件が起こり、さらに数時間後には被害者が射殺体で発見されるという事件が発生。
    警察が押収した拳銃が使用されたと見られ、全ての捜査情報を文面にて管理官・鳥飼(小栗旬)へ報告すること、所轄の捜査員には情報開示されないことが捜査会議にて発表される。
    異例と言える捜査方針が敷かれる中、第2の殺人事件が発生。
    さらに、今では湾岸署署長となった真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されるという第3の事件までも起こる。
    青島(織田裕二)は疑念を抱きつつも事件解明に向け懸命に捜査するが……。
    テレビドラマから始まった「踊る大捜査線」サーガ・ファイナル。
    前作の大コケを挽回する完結編となるかが、注目となった最終作。
    警察の証拠保管庫から盗まれた拳銃による殺人事件誘拐事件と大量の酒の誤発注事件が、交錯してストーリーが進んでいく。さらにすみれが古傷の悪化により、退職を決意するという事態が発生する。
    「相棒」などリアリティーを重視した作り込んだ刑事ドラマが注目を浴びる中、やはりバラエティー色の強い「踊る大捜査線」は時代から取り残された作品になってしまったと感じる作品の出来になった。
    「戒名」のくだりのギャグ、スリーアミーゴスが絡むギャグなど、ドラマが始まった際には笑えたが、今となっては笑えない。
    ただ、警察の証拠保管庫から盗まれた拳銃という事態を隠蔽するために、警視庁が湾岸署を使って身代わりの容疑者を送検しようとする警視庁を中心とした犯罪、真下が交渉課にいた頃の誘拐事件の謎に立ち向かう青島刑事の活躍は、全盛期の「踊る大捜査線」の硬派な部分が復活した感じで、ビールのくだりを除いてシリアスに徹した方が仕上がりが良くなったと思える。
    警察組織の犠牲にされそうになった青島刑事と室井管理官の逆襲劇は、やはりスリリングで熱い展開。
    刑事サスペンスアクション映画としては、及第点といった出来で、「踊る大捜査線」シリーズのオチをきれいにつけた完結編。

  • これで最後かぁ…。
    内容はイマイチだったけど、笑える所もやっぱりあって、終わるとなると残念で仕方ない。
    思えばこんなにオープニングでワクワクする邦画って、滅多にないもんなぁ。

  • やっと、見ることができた。
    今回の 青島刑事は ちょっと 柔らかい感じだった。

    唐揚げ屋の 夫婦として 青島とすみれが登場する。
    おや、どうした という始まり。
    張り込み でこれだけのことをやるとは、
    ヒマなことだ。そこから、展開していくのだが。
    すみれが 刑事をやめる という意志を表示して
    進行していく。

    ユースケサンタマリアが署長として、
    ふたりを率いる。三人のトリオも指導官として
    登場する。
    戒名がへたくそ過ぎて おもしろい。

    警察の隠蔽する体質を暴こうとするが、
    6年前の誘拐事件がからんでいた。
    クセ刑事を 香取慎吾が演じているが実に控えめ。
    好感が持てますね。

    青島も室井も辞職勧告を受けるが
    事件を解決することで まぬがれる。
    新たな希望とは そういうことなの?
    で終わってしまうのが、尻切れとんぼ。
    巨悪は 退治できない。

  • 「ついにFINAL―。」 「さらば、青島。」

    湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生。
    数時間後に被害者は射殺体で発見される。使用されたのは、警察が押収した拳銃。
    緊急招集された捜査会議では、全ての捜査情報を鳥飼管理官へ文書で提出することが義務付けられ、所轄の捜査員には一切の情報が開示されない異例の捜査方法が発表される。
    そんな中、第2の殺人が発生。そして、捜査員たちを嘲笑うかのように起こった第3の事件。
    「真下の息子が誘拐された…!」

    シリーズ15年の集大成と言えるオープニング「Rhythm & Police」、本当にワクワクする!
    からあげ屋に扮しての青島&すみれコンビの張り込み捜査は、2人の「らしさ」が出ていて良かった!
    また、捜査本部の戒名をめぐる新旧スリーアミーゴス対決は若干くどく感じるけれど、これはご愛敬!
    全体的に、「THE LAST TV」を見てからの方が新強行犯チームの面々のことがよくわかって映画もより楽しめる。(バナナが飛んでいた理由もわかるし)
    評価の低い「3」よりは、従来の「踊る」らしさが戻ってきていて良かったと思えたけれど…。

    警視庁と警察庁上層部による事件の「隠蔽」と、一方で湾岸署内では王刑事が誤発注したビールの「隠蔽」が対比され、「正義」を貫く青島と室井らの姿を描くサスペンス色の濃い出来になっている。
    しかし、身代わりを犯人に仕立て上げ、誤認逮捕と自白強要を青島に押し付けて「辞職勧告」までするなんて、さすがにやりすぎ。それは犯罪。
    また、6年前の事件で真下を悪者にするような描き方はしてほしくなかった。

    チャリと足で捜索を続ける青島の姿は原点回帰のようでカッコいいけれども、もうちょっとエリアを絞らないとアジトの倉庫を見つけ出すのはムリやろ!ってなる。
    しかも、肝心な最後の謎解きが、「全捜査員に告ぐ…バナナだ」はダサすぎる。
    なんで最終作の犯人にタレントの香取を起用するのか。「黙れ」のたった3文字の言い方が下手すぎて興ざめした。

    でもやっぱりいちばんアカンのは、すみれさんがバスでツッコんできたところ(しかもCG)。
    すみれさん、警察手帳返したはずやのに、どうやってバスの運転手説得できたん?大型免許も持ってないよね?
    このワンシーンで、このドラマがこれまで大事にしてきたリアリティがぶっ壊れた。ホンマに残念。
    「すみれさん、辞めないよね?辞めないでくれ」って、これ辞めさせられて捕まるよ?

    「2」は自らの判断でやってきたSATが被疑者グループの車を網で確保したのは感動したし、「3」でさえ青島が日向真奈美にコートを被せて逮捕する場面はカッコよかった。
    それらと本作の逮捕シーンとは天と地ほどの差がある。

    小栗旬の鳥飼管理官は大事な役どころに成長したと思うし、雪乃さん、新城さん、沖田さんの登場もうれしかった。
    でも、最後、夕陽に向かって駆けて行く青島を見送るのはすみれさんの役目じゃね?エピローグもないし。
    15年続けてきてこれが「LAST DANCE」っていうのは悲しすぎる。良くて☆3だ。
    和気藹々とした強行犯チーム→事件発生→現場に駆け出す面々→湾岸署の日々はこれからも続いていく…という感じで終わった「LAST TV」の方がよほど良かった。

    「室井さん、俺はあんたを信じる。あんたも俺を信じてくれ」「これは俺たちの事件だ」
    「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいがいいんだ」  

  • 織田裕二、深津絵里の本シリーズ劇場版の最終作。いつの間にか終わっていたということを知らなかったけれど、やっぱりこのシリーズは単純で、でも熱くなる。本庁は、室井警部補が、本庁の上の方まで上り詰めていた。一方所轄では、ユースケサンタマリア扮する所長の息子が誘拐。6年前の少女殺害事件で、捜査をストップした交渉人である所長への復讐をだったことが判明。その事実を隠そうとする本庁の人間は、青島警部と室井を辞職させる筋書きでことを隠蔽。一方て、所轄は独自の捜査で、犯人を逮捕というストーリー。
    室井と青島、青島と深津絵里の関係が非常に良く、いきもぴったりの俳優陣であることが伝わってくる作品。シリーズ終わってしまうのがもったいないなと思わせてくれる。また、課長島耕作的に、リバイバルで続編作りそうな気もするけれど。

  • Amazonプライム・ビデオにて。
    いやあ面白かったなあ。
    やはり青島室井コンビあってこその踊るだなあ。
    オープニングは当時面食らったものの知ってからみるとまた面白いね。
    さすが踊る大捜査線。
    ただ劇場版も回を重ねるごとに政治色が強くなりすぎてそこが若干モヤッとするよね。
    もうちょっと青島室井コンビをじっくり見たかったなあ。
    公開されてから7年か。
    コレでFINALだけど、そろそろ新作作ってもいいんじゃない?
    もっと偉くなっちゃって身動き取りにくい室井さんと、あんまりアクティブに動けない青島と。
    そんなのも観てみたいわ(笑)

  • なんだかなぁ。
    全然面白くないわけではない。
    懐かしい顔ぶれが揃うとやっぱり嬉しいし、
    クスッと笑える部分もあるんだけれど、
    ううん、なんだかなぁ・・・
    お話がやっぱりなんだかなぁ・・・
    事件解決が雑過ぎないか? 
    雪乃さんが見れたのが一番の収穫かな

  • なんだこれ。これでいいのか?
    楽しめたか?と言えば楽しんだのだけどねぇ。
    良いところはあるし、懐かしい部分もあり、大人の事情も解消して、出てこれた人もいるし、悪いところばかりではないが、これでいいのか?最後だよ!
    突っ込みどころが満載で、それをネタに盛り上がるとこまで想定しているのどうかわからないが、さすがに無理があるでしょう。

  • 映画2作目から迷走し、TVシリーズからするとゆるふわファンタジー的世界というずいぶん遠いところに行ってしまったけど、それなりに完結したんじゃないでしょうか。さようなら、踊る…です。

  • 長期潜入捜査から青島&すみれが戻ると、殺人事件発生。湾岸署に捜査本部が設置されるも、所轄には一切の情報が来ないどころか、所轄からの報告ももみ消される始末。事件の影に警察官が関わっていることを隠蔽したい上層部は青島&室井の辞職を提示。
    時を同じくして、すみれは体調悪化から仕事を辞めることを決め。。。

    なんだか色々なものが雑。という印象。コミカルなパートへの導入も、不可解な状況に置かれてからの話の進展も、新署長真下くんとスリーアミーゴスの絡みも、すみれさんが刑事を辞める湾岸署の一大人事が周りに全く触れられないままラストに繋がっていくのも。。。
    シリーズの完結がこれで良かったの?

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