ヴァンパイア [Blu-ray]

  • 75人登録
  • 3.38評価
    • (8)
    • (8)
    • (9)
    • (7)
    • (2)
  • 11レビュー
監督 : 岩井俊二 
出演 : ケヴィン・ゼガーズ  アデレイド・クレメンス  蒼井優  ケイシャ・キャッスル=ヒューズ  アマンダ・プラマー 
  • ポニーキャニオン (2013年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013331860

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ヴァンパイア [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • 木漏れ日の中でサイモンとレディバードが静かな森で彷徨うシーン、母親が白い風船に囲まれてピアノを奏でるシーン、マリアが窓辺でダンスするシーンなどはとても詩的で、いかにも岩井俊二らしい、幻想的な映像表現が光る作品だった。

    私は岩井俊二監督好きだしヴァンパイア映画も嫌いではないが、実は前半のサイモンか血を求めながら愛を持たずに生きている姿は、なんだか「中二病」の香りがして耐えきれず挫折するかと思った。
    ただ途中のレディバードとサイモンがヒルの毒を吸う、若干エロティシズムを感じさせるシーンから、徐々にラブストーリーとしての輪郭が見え始め、その儚げに惹かれ合う2人の存在は羨ましいほど純粋で美しかったので気がつけば前のめりで画面に吸い付いていた。

    登場人物の皆が「死の予感」を漂わせてに生きる中で、唯一異色なエネルギー放っていたレイチェル リー クック演じるローラの狂気が、静かな流れの中に刺激を与えてくれて中々楽しませてもらったし、他にも単調な中でたまにゾッとするパンチを入れてくるので結局は飽きずに最後まで観ることができた。

    何にしろ登場人物の女の子が皆驚くほど可愛い。唯一の日本人役の蒼井優も神秘的に光っていたけど、
    北欧系?なレディバードや、パシフィック系のジェリーフィッシュやバレエダンサーのマリアなど、皆童顔な可愛らしい女優さんばかり起用していたので、見事に岩井俊二のロリコン癖も見え隠れしてしまって面白かった。

    破滅的で、少し奇妙な岩井監督らしいシークエンスは個人的に嫌いではないけれど、「現代の孤独なヴァンパイア」として美しく祀り上げるような描き方は正直あまり好きではない。
    退廃的で、儚い魂を描くのは構わないけど、きれいごとではなくそこに伴う深い絶望も共にしっかりと描いて欲しいと勝手ながら感じてしまった。

  • 英語で撮る意味が良く分からない。
    日本の高校生がやるから、今まで岩井俊二の甘酸っぱい感じがよかったんだなあと思った。欧米人で演技されても、アラが目立つというか、日本人がする仕草と習慣みたいに見えた。

  • 映像の色彩の薄さみたいなのは、割と好みだったけど、引き込まれる「何か」が見つけられず、入り込めなかった。
    なので、途中から家事をしながらとか、ながらで観てしまった。

    そのせいかエンディングは完璧に置いてけぼり。

  • すっかりやられました。
    美しい映像で感情を見事に表している、と感じました。

    自分の中でのヴァンパイアものはこれと〃ぼくのエリ〃でもういいやと思えるくらいに。

  • なんの予備知識もなく、岩井俊二だぁーと見た作品だったのでちょっとストーリーにびっくり。特に最初の血がね…
    でも映像と音楽がすごく美しかった。鮮やかなものではなく、寂しさが漂う陰の美しさだった。万人受けするものではないが、とても印象に残る作品だった。

  • とにかく美しい
    ストーリーが特別おもしろいわけではないし、
    静かで陰鬱でただ暗い映画ともいえるけど
    だからこそ美しいシーンがひきたつのだ
    ストーリーつまんなくてもいいの
    美しいから
    それだけで満足
    この人にしか撮れない映画
    忘れられないようなきれいなシーンがいくつもあって
    岩井俊二にはぜひともこういう映画を撮り続けてほしいと思った

  • あーくそ、騙された、っていう感想です。
    ヴァンパイアってタイトル付けんなうんこやろう!


    好血症って書いとけや。


    私にとってこのジャンルの映画は嫌いなので全く見たくないのです。
    だから批評にすらならない、ただの悪態になるw


    要は、自殺したい少女達と、血を吸いたい男の話。


    互いの利点はとても合っていて実に効率的。

    自殺したい少女達は実に我儘で、

    苦しんで死ぬのは嫌、眠るように安らかに死にたい、
    飛び降りたり、吊ったり、切ったりは、痛いし、顔が崩れるなんて嫌、

    など等、とても我儘。


    しかも一人で死にたくないときたもんだ。


    こういう少女たちが集まるサイトに
    主人公の好血症の男がニラニラと張っていて


    手助けしてあげよう、一緒に死んであげるよと声をかけるのです。


    もちろん後から追いかけるっていうのは嘘で殺して血飲んで死体は冷凍庫に入れます。
    やってる事は超残酷ですが、そうとも言い切れないのがこの映画のミソで


    睡眠薬で寝かしつけた後に、血管に針をさし、血を抜きます。
    ある程度抜くと死んじゃいますが


    少女たちの我儘はしっかりと叶えているのです。


    痛くないし、眠るように死んでるし、死体まで冷凍保存されてキレイな状態。


    叶ってないのは後追い自殺だけ。
    でもそれは少女たちは分からない。


    どんなに互いに利害が一致していようと、
    男の関係のない所でどっちみち自殺していようと、
    この男のしている事は殺人以外の何物でも無いと言う事。


    ストーリーが進むうちに、変質的な恋愛へと発展していくのですが
    そうは問屋が卸さないという感じで終わります。


    今まで自分が血を求める側だったのに、
    自殺失敗したメンヘラの為に自分の血を輸血したり、
    変態男もだんだんと気持ちが変わった行ったりして

    面白くない映画という訳ではないんですけどね。


    何が嫌かって、わざわざ好き好んでメンヘラ映画観たくないっつうの@w@



    ヴァンパイア映画の見どころと言ったら、
    人間との禁じられた恋、そしてモフモフ人狼様の出現じゃろうがぁ!


    好血症って病気なんていう大そうなものじゃねーんだぞー!
    ただの依存症なんだぞー!
    ニコチン中毒とかわんねえ それが血に変わっただけだっての。


    しかもさ、一丁前に女性の血ばかり狙うのがまた腹立たしいよね。
    おっさんの血も飲めよ。絵面が汚い?しらねーな!
    いやむしろ自分切って飲んどけや。

    それか夏場に蚊捕まえてすすれや。



    こういう映画好きな人はどはまりするほど好きなんでしょうけどね。
    私は胸糞悪くなってだめだ。

    この主人公の変態男は少女たちの意向を重んじる変態だったというだけで、
    同じく好血症であると思われる犯罪者何かは、
    町で女を拉致して窒息させて頸動脈傷つけて血飲みながら死姦するという


    もう口では言い表せない程のくず、かす、げす、むしけらっぷり。


    そういうヴァンパイア(半笑)も登場しますが
    なにがヴァンパイアだっつーの。

    それはただのてめーのくそ気持ち悪い性癖だぼけ。
    私非常に切れてます。胸糞です。




    だからこういう映画は観たくないわけ。

    ヴァンパイアファンを呼び込むようなまぎらわしいタイトルつけんな@w@#


    日本人で蒼井ゆうちゃん出るってTUTAYAのおすすめメモに書いてたから

    おおお!ヴァンパイアものに日本人出るなんて珍しい!
    日本人と外国人ヴァンパイアの恋愛ものかしら!
    これは珍しいわ!あははうふふ!


    と飛びついたらこれだよ。
    しかも蒼井ゆうちゃんはメンヘラ役だったよ。キィー!


    やっぱり邦画のヴァンパイアなぞ観るんではなかった。
    そうそう監督は日本人だったのよね。


    とりあえず寝る前に観なくて良かった。

    この監督の映画が好きな人が観るべき作品です。

  • 物語全体を緩やかに優しくて悲しい空気が覆っている。主人公も取り巻く女性達も細くしなやかな薄い線で描いたような印象でとても美しく感じた。過酷な現実と対峙出来なくなり自らの命を絶つ事でしか逃れられない…そんな悲しみの直ぐ裏側にでも、希望と云う明るい選択肢が寄り添っている事に気付いて欲しいって言っている様に感じた。悲しい程に美しく感じる映画でした。素晴らしい作品です。

  • 変態映画。
    フェティッシュを極限まで美しく撮ったらこんな感じになりました。
    岩井俊二は大好きなので久しぶりの今作も素晴らしかった。
    特にラストシーンが素晴らしすぎて…
    しかしとにかく今までの中で一番変態。それを凛としてはっきり表現できるこの監督はやっぱり天才。

  • 脚本・監督・音楽・撮影・編集・プロデュースとひとり6役を熟した岩井俊二待望の新作『 ヴァンパイア 』は、確かに全く新しい吸血鬼映画!
    自殺願望のある女性から血を求め殺人を犯す主人公…、血を求め続ける事にピュアな愛に気付く奇妙な純愛物語?
    美しい映像とともに、残虐性も独特の世界を織りなす、今迄とは明らかに異なる岩井ワールドが、そこにはあるかも?好き嫌いの分かれる映画かもしれない…。特に血が苦手な方は!

    『 undo 』『 PiCNiC 』『 スワロウテイル 』『 四月物語 』『 リリィ・シュシュのすべて 』『 花とアリス 』美意識と独特の世界感は変わらないが、このテーマには合わないような?
    結論的には嫌いな部類、映像美で描かれている故、不快を感じる部分も!

  • 自分の鼓動がわかるくらいの静寂。秘密にしていたい映画。※血が苦手な人はやめておきましょう。

全11件中 1 - 11件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

ヴァンパイア [Blu-ray]を本棚に「いま見ている」で登録しているひと

ヴァンパイア [Blu-ray]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ヴァンパイア [Blu-ray]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする