心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • かなり前ですが電子書籍で読みました。
    幸宏さんらしく、音楽は聴く専門の読者にもスルスル入り込める文体でした。
    多感な時期にYMOやメンバーの活動を通じて世界の色んな音楽に出会えました。
    ご冥福をお祈りいたします。

  • ビートルズ、バカラック、ニール・ヤング…。ポップス黄金時代を生き、切り拓いてきた著者が、ポップ・ミュージックの名曲とその魅力を紹介。YMO「ライディーン」製作エピソードなど自らの音楽活動についても語る。

    読んだのは紙の本。
    書かれているアーチストや楽曲について詳しければもっと面白く読めたのに…って感じ。

  • 後半になるにつれ、面白く読めました。

  • オシャレ過ぎますね、言っている内容が。
    YMOは、この人なしでは、
    人気は出なかったんでしょうね。
    音楽オタクなバンドにならなかったのは、
    この人の功績なのでしょうね。
    合掌。

  • 高橋幸宏氏の好きな音楽について語り、高橋氏自身が携わってきた音楽などについて語られ、高橋氏のことをまんべんなく知ることができる。

  • 紹介されているアルバムが多いので探すのが大変そうだけど探したい

  • ≪ひょっとするとね、いまの世の中、何もかも出尽くしていて、新しいものなんてないかもしれない。それでも、ときどき、あるんですよ、まだ。  新しい発見がね。  空気中に飛んでいるものをつかまえる瞬間、つかまえたと実感できる瞬間が。  だから、辞められない。(本文より)≫

    サディスティック・ミカ・バンド、イエロー・マジック・オーケストラのドラマー、また、ソロやそれ以外もたくさんのユニットで活躍する高橋幸宏さんの音楽ガイドブック。
    この本を通して読むと幸宏さんの音楽遍歴(聴く方も演奏する方も)を知ることができます。
    紹介されている音楽をすべて聴いてみたくて、Kindleのしおりの機能やらハイライト機能やらをフル活用しました。

    これだけ沢山の音楽を聴いて、あんなに長年演奏を続けて、その上でまだ「新しいこと」「誰もやっていないこと」を求める、その気持ちが高橋幸宏というミュージシャンを今も前に進めているのだなと思います。

    【本書で紹介されている音楽】
    1.「レッツ・ゲット・トゥゲザー」ヘイリー・ミルズ ※最初に買ったレコード
    2.The Surfaris『ワイプ・アウト~ベストオブ・サーファリーズ』(「Karen」収録)
    3.The Ventures『The Ventures in Christmas』
     "例えば、「赤鼻のトナカイ」のイントロがビートルズの「アイ・フィール・ファイン」だったり、「ジングル・ベル」にレイ・チャールズの「ホワット・アイ・セイ」が出てきたり"
    4.Free『Fire and Water』(「Fire And Water」「All Right Now」収録)
     "初めて見た海外から来たバンド"
    5.Moby Grape『Listen My Friends!』(「Omaha」収録)
     "ギタリスト必聴の「オマハ」"
    6.Various Artists『モータウン50~ザ・ベスト・オブ・モータウン<ジャパン・エディション>』(「Stop In The Name of Love」「Reach Out,I'll Be There」収録)
    7.高橋ユキヒロ『音楽殺人』(「Stop In The Name of Love」収録)
    8.Al Green『Let's Stay Together』(「Let's Stay Together」収録)
    9.Aretha Franklin『Free Soul』(「Until You Come Back To Me(That's What I'm Gonna Do)」収録)
    10.George Harrison『All Things Must Pass』
    11.David Bowie『Scary Monsterts』
    12.Procol Harum『A Salty Dog』
    13.細野晴臣『TROPICAL DANDY』(「ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977」の中の一枚)
    14.BUZZ『BUZZ』
    15.松任谷由実『LOVE WARS』(「ANNIVERSARY」収録)
    16.Sadistic Mika Band『黒船』
    17.CAROL『ルイジアンナ』(「ルイジアンナ」「ヘイ・タクシー」収録)
    18.Roxy Music『Siren』
    19.泉谷しげる『光と影』
    20.加藤和彦『Blle Excentrique』
    21.はっぴいえんど『風街ろまん』(「風をあつめて」収録)
    22.Sadistic Mika Band『HOT!MENU』
    23.坂本龍一『B-2 UNIT』
    24.高橋ユキヒロ『Saravah!』
    25.Braian Eno『Another Green World』
    26.高橋幸宏『NEUROMANTIC』
    27.New Musik『from A to B』
    28.Yukihiro Takahashi & Steve Jansen『STAY CLOSE』
    29.Japan『錻力(ぶりき)の太鼓』
    30.映画『卒業』(「ミセス・ロビンソン」「サウンド・オブ・サイレンス」「四月になれば彼女は」「スカボロー・フェア/詠唱」)
    31.Francis Lai『男と女 オリジナル・サウンド・トラック』
    32.映画『個人教授』
    33.映画『明日に向かって撃て!』
    34.Percy Faith And His Orchestra『幸せはパリで オリジナル・サウンドトラック』
    35.Joao Gilberto『AMOROSO(イマージュの部屋)』
    36.The Band『Music From Big Pink』"ミュージシャンズ・ミュージシャンと言えば、ザ・バンド"
    37.小坂忠『ありがとう』(「機関車」「ありがとう」収録)
    38.Van Dyke Parks『Discover America』"あと、ヴァン・ダイク・パークスも、ザ・バンドと同じようにミュージシャンズ・ミュージシャンという意味では大きな存在です。それも、東のザ・バンドに西のヴァン・ダイクといった感じかなあ。"
    39.Kraftwerk『人間解体』
    40.DEVO『退廃的美学論』(「サティスファクション」収録)
    41.『にほんのうた 第二集』"教授がやっているコモンズ・レーベルのシリーズ"
    42.高橋幸宏『A DAY IN THE NEXT LIFE』
    43.Crosby,Stilles,Nash & Young『Déjà vu』(「Helpless」収録)
    44.Bob Dylan『The Freewheelin' Bob Dylan』(「風に吹かれて」収録)
    45.SKETCH SHOW『AUDIO SPONGE』
    46.THE BEATNIKS『LAST TRAIN TO EXITOWN』
    47.高橋幸宏『BLUE MOON BLUE』
    48.Lali Puna『Our Inventions』
    49.pupa『floating pupa』

  • YMOのドラマー、ライディーンの作曲者として有名な高橋幸宏さんの本。口述筆記のような軽い語り口。随所に、ああ、この人は音楽が好きなんだなあ、と思わせる箇所があり、暖かい気持ちになりました。

    YMOファンの人にも、そうでない人にも、おすすめです。

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著者プロフィール

1952年6月6日生まれ。1972年、Sadistic Mika Bandに参加。1978年、細野晴臣、坂本龍一とともにYMOを結成。ソロ活動と併行して、”THE BEATNIKS”、”SKETCH SHOW”、”pupa”(ピューパ)、”METAFIVE”など様々なバンドで活動。ソロとしても、1978年の1stアルバム『Saravah!』以来、数多くのオリジナル・アルバムを発表。音楽家としての顔を持つ一方、ファッション・デザイナーとしても長いキャリアを持つ。趣味は釣り。

「2022年 『LOVE TOGETHER YUKIHIRO TAKAHASHI 50TH ANNIVERSARY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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