トヨタの片づけ<トヨタの片づけ> (中経出版) [Kindle]

  • KADOKAWA / 中経出版
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感想・レビュー・書評

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  • トヨタの片付けの真意は効率を極限までに高めることにある。効率を上げるために第一になすことは無駄をなくすことである。トヨタメソッドでは特に迷いやブレによる無駄を徹底的に排除するために「標準」を設定する。なるほど本書に紹介されているメソッドを応用すれば間違いなく無駄が省けだろう。しかし、そこで終わっていてはもったいない。必要なタスク、本質的なタスクの効率を上げるというもう一つの軸が残っているからだ。
    標準に沿って作業するとき、そこに「考える」というプロセスがあってはならない。しかし、重要なタスクでは多いに頭を使わなければならない。そこに無駄を排除してできた時間を使うのだ。この視点が本書では抜けていると思った。

  • 見える化、シンプル化、徹底する
    そんなキーワードが残りました。

  • 片付けたくなる本

  • 5Sについて。
    仕事の整理整頓不足によるミスを削減したいと思って読んだ。
    具体例も載っているものの、あまり多くなく、すでに片付けたいと思っている場合には役に立たない記載も多い。片付けの重要性を知るにはいいかもしれない。

  • 自身を振り返って、5Sの「整理」からもう怪しい。
    いらないとわかっていて捨てられない性分・・
    「いつか使うかもしれないから捨てにくい」
    まさにコレ!

    まずは、身の回りの「整理」「整頓」から始めてみます!

  • ”整列させる事と片付けることは違う事。
    「見よう」としなくても「見える」が大事。”『片付ける』という事の意味と理由とその方法を納得しやすく言葉にして並べてある本だったと思う。片付けは仕事の一環。散らかってる、で済ませていいのは自分の家までで、職場を散らかす人は会社に損害を与える人なのだと思う。「片付け」に見え隠れする公私混同はそのままその人の仕事という物への考え方が透けて見えているように思う。自戒

  • トヨタで徹底されている整理整頓について、とても具体的に書かれています。この本に書かれている事を、まず会社の社長に理解してもらい、次に管理職の部長や課長が理解し、それを部下に具体的に徹底させる事ができれば、会社の仕事はガラリと変わるでしょう。

    問題は、今の日本の大半の経営者や管理職が理解できないということでしょう。30代以下の人たちは、こういった事の大切さを理解している人が多いので、この本を読めばすぐに実践に移せると思います。しかし、無能な上司たちが理解できないせいで、せっかくの会社が良くなるきっかけの足かせになっています。

    40代以上の管理職の方たちに、この本を理解できるまで読んでもらい、仕事をする環境をしっかりと作ることこそが、会社の業績を上げる第一歩だというのをしっかりと認識してほしいと思います。

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著者プロフィール

トヨタとリクルートによって設立されたコンサルティング会社。トヨタ在籍40年以上のベテラン技術者が、豊富な現場経験を活かした人材育成、変化に強い現場づくり、儲かる会社づくりを支援。製造・食品・医薬品・金融など、さまざまな顧客企業にサービスを提供。著書に20万部突破の『トヨタの片づけ』をはじめ、『トヨタの段取り』『トヨタ仕事の基本大全』『トヨタの問題解決』『トヨタの日常管理版』(すべてKADOKAWA)などがあり、シリーズ累計100万部を超える。

「2022年 『トヨタ リーダー1年目の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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