徳川家康(5) うず潮の巻 (山岡荘八歴史文庫) [Kindle]

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  • 前半のメインは負け戦だった三方ケ原の決戦。勝てるはずもない戦にどう負けるかを考えぬいた家康の苦悩を描く。
    後半は武田勝頼が仕組んだ岡崎城のクーデター計画が中心。家康の正室築山殿の醜い暴走ぶりと、家康二世のバカ殿ぶりが哀れ。

  • 築山御前のあまりの浅はかさに辟易する。
    女子が国を滅ぼす典型のパターン。
    そこまで落として描かなくてもいいと思うが。

    家康は三方ケ原の戦いで武田信玄で叩きのめされる。
    しかし、これが彼を戦上手に育て上げたとされる。
    その過程が十分に描かれていない。
    やはり、主人公であるはずの徳川家康の描写が少なすぎるのではないか。

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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