- Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)
感想・レビュー・書評
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話法は異なるがどちらも相手に対して言いたい放題、意味なしジョークなんでしょうけど( ´艸`)
土屋氏に対し、揺るぎなく常に一本筋が通っている(一本しか通ってない)、まだこの話をしているのかというぐらいひぱっていると。
土屋氏最新エッセイで確認しなければ(笑)
森氏に対しては揺さぶり(?)をかけて「カマトトですね。知っているじゃないですか」とやんわり。
どうしても楽して本を売りたいその秘訣を聞きたい土屋氏と、犀川のようにうっすらピントをずらした話で真正面から堪えない森氏、おもしろい。
でも自分の小説の書き方は言及されていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森さんが自分の学生時代の教授との距離感として「知識の塊」「辞書」だと考えていたというのに理系脳を感じて笑えた。
ジェネレーションギャップは10歳位が一番差を感じて20歳程離れるとヒトマワリして似てくるというのだがそれはどうかなぁ・・・。20歳も離れると親子になってしまって心に余裕が出る分相手に対して受け入れ態勢ができるのかもしれない。
土屋先生の自分を徹底的に俯瞰した自虐笑いと森先生の淡々とした語りが小気良い
楽しいエッセイでした。 -
いるんだな、こういう人
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すっかり好きな作家さんの一人になった森博嗣さんと、実はお名前も知らなかった土屋賢二さんの対談集。
kindleセールで見かけてレビューが良かったので購入。
最初は土屋さんを知らなかったので自虐ネタにとっつきにくさを感じつつ、途中からはお二人の掛け合いにハマって一気読み。
「友達」と「ミステリ」のテーマが特に面白かった。
そして、お互いの短編。土屋さんが対談中にさんざん「難しい!無理!」と連呼していたのでワクワクしながら読んだら、意外と面白くてびっくり。流れるような掛け合い漫才にすらすら読めた。
でも……やっぱり森博嗣はスゴイ(笑)
森さんの短編はがっつり騙されて(おかしいなーと違和感は最初からあったんだけど)読後すかさず読み直し。
あー。もうほんとこの人は(笑)ヤラレタ。
森博嗣の作品をだいぶん読んできたから、このヤラレタ感にはただただニヤニヤするのみ。
ほんと面白い。
そして土屋さんのエッセイが木になる今日この頃。kindleで探してみよ〜 -
大学教員の二人のお話は参考になる.
なるけれど,若干ギスギスしているような感じもして,この二人,実は仲が悪いんじゃないかなぁと思わせる.二人とも変な人だから,本当の所は,よく分からないんだけど.
たぶん森博嗣さんが本人も認めるとおり非社交的すぎるというか,合理的すぎるんだか幼稚すぎるんだか,そのせいだろう.
対談の後に収められている土屋さんのミステリ小説は面白い.
ただ,その後ろにくる森博嗣さんの文章のせいか,どうも読後感は良くない.