ヒューゴの不思議な発明 [DVD]

監督 : マーティン・スコセッシ 
出演 : エイサ・バターフィールド  クロエ・グレース・モレッツ  ベン・キングズレー  サシャ・バロン・コーエン  ジュード・ロウ 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.18
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本棚登録 : 471
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113764551

感想・レビュー・書評

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  • ハリーポッターを想わせる映像に、魔法とか不思議な話だと思っちゃうよね。

  • Another spectacular piece through MoMA's exhibition: Dante Ferretti: Design and Construction for the Cinema.

    My only regret was that I went out there with my glasses without knowing the fact that it was being held as 3D screening. It could be a bit more comfortable if I was wearing contact lenses. Aside from that uncomfortableness, the experience was magical. I cannot watch this title again without 3D effect.

    Watching these Scorsese titles through artistic perspective gave me different insights. I believe that many of ideas come from the director but there must be somebody who can bring them to the real world with details. Now I know that Dante Ferretti was the parson who did that part for these titles. I felt quite lucky to be able to enjoy his actual drawings right outside of the theater right after watching these titles.

    Above all these thoughts, the best part is.... we could share the moments of the passion towards film works!!

  • 1930年代のパリ。
    時計台で暮らす孤児のヒューゴは駅のおもちゃ屋で機械の部品を盗む。その理由は腕のいい時計職人だった亡き父親の残した機械人形を修理するため。その機械人形から父親の残したメッセージを受け取れると信じているヒューゴだが、その人形とおもちゃ屋のジョルジュは何か因縁があるようで…。

    そうか…まさか映画の歴史につながるストーリーだったとは…
    ファンタジーと思ってたからなんかガッカリ感が大きすぎて…

    好きな人は好きなんだろうな~
    私はそんなに面白いと思えなかったのよ。
    すまんね~。

  • 小道具やライティングが綺麗で、画として見惚れる部分は多いが、この作品に魔法のようなファンタジー要素を期待すると肩透かしを食らう。
    タイトル通りヒューゴが何か発明したのかと思えば人形は拾い物だし、終いにはお爺ちゃん(ジョルジュ・メリエス)の輝かしい映画創世記の話に行き着く。
    後半はまるでドキュメンタリーのようだった。

    結局、父親のメッセージとはなんだったのか。よく分からない。

  • 完璧だ。映画とはかくあるべきだ。
    この作品には芸術の悦びが迸っている。役者たちは人を楽しませるエンターテイメントの精神に溢れ、時計台から見えるパリの街並みや駅構内の美しさに思わずみとれる。行き交う人たちの衣装や整然と動くネジの音さえも美しい。
    序盤に展開される多くの謎の背景には夢や冒険心が見え隠れし童心に帰ったようなワクワク感を掻き立てられる。一方で生きることの大変さや悲しみも同居し、くたびれた大人の心に突き刺さるセリフも多い。
    劇中に出てくる「機械に不要な部品はない。人間もそうだ」という印象的なセリフがあるが、この映画にも不要な要素は一切ない。全てがストーリーエンドに向けて必要だった。それもまた素晴らしい。
    小さい頃から映画を通して西洋の暮らしに何となく憧れを抱いてきた私としては、とにかく楽しめたし、満たされたし、感動した。
    アーティストとして生きる映画人たちのプロフェッショナリズムに感銘を受けた。
    瞳がとにかく綺麗な主役の少年の演技にも拍手を送りたい。

  • ジョルジュ・メリエスという人を詳しく知っていたわけじゃないけど、これまで古本や古雑誌で、彼の作った映画の写真を見て、とてもかっこよくて不思議で興奮していた。
    どういう映画なのか知りたいと思っていた。
    でもチャンスがなかったんだけど、思わぬタイミングで知ることができた。

    人をドキドキさせること、人を興奮させる作品を作れる人は尊敬する。
    生きることの価値や素晴らしさを、魂レベルで感じさせることができる芸術ができる人を私は尊敬するし、自分もそうでありたいと思う。

    この映画はなんかワクワクする、子どもも楽しめるファンタジーのように描かれていて、セリフやあらゆるところに、機械の歯車のようにそれぞれに生きる目的があるってことを感じさせる要素が入ってる。
    子どもたちはこの映画を見て、そのときはわからなくても、魂の中にきっと何か感じるものが残って、生きて行く上での魂のパワーになるんだと思う。

    大人も大人で、あらゆる映画へのオマージュを作品の中から見つけたり、興奮を思い出したり
    何かを感じて、生きていく意味を自分の中のどこかに見つけることができる

    大人から子どもまで、何かを感じさせるこの作品はエンターテイメント映画として、すごく重要な役割を果たしていると思う。

    マーティン・スコセッシ確信犯

    私の中のひねくれ者は、ひねくれて変わった映画が好きだから、こういう大人からこどもまで楽しめるってやつは、なかなか認めない傾向があったけど、
    そんな私でもたくさんのことを感じた。

    きっと私の中の魂は、私が認識してる以上にこの映画に救われていると思う。

  • マーティン・スコセッシが娘のために撮ったという成り立ちが好きだ。

  • 見て損はない

  • ★★★liked it
    『ヒューゴの不思議な発明』 マーティン・スコセッシ監督
    Hugo

    1930年代のパリ、駅の時計台に隠れて暮らす孤児ヒューゴ
    ある日、父の残した壊れた機械人形の修理に必要な鍵を持つ少女イザベルと出会い
    機械人形の秘密を探ってゆく・・・・

    ファンタジ~?マーティン・スコセッシらしくないなぁと思いつつ、
    映像が素晴らしい、雪の降る街並み、歯車が絡みあう時計台
    ジョルジュ・メリエスはじめ映画創成期へのオマージュ
    戦争ですべてを失ったジョルジュ・メリエスの運命は悲しい
    幸せに結ばれるストーリー
    映画は素晴らしい夢を与えてくれる”機械人形”

    Martin Scorsese interview
    「自分の娘のために1本くらい撮るのも悪くないんじゃない?」という妻の一言
    「たしかにこの映画では『映画への愛』が重要なテーマとなっているが、私がこの映画を作ろうと思ったのは『映画愛』とか『映画のありがたみ』を伝えるためではなく、単純に娘のために作るということが目的だったんだよ。私の末娘はいまちょうど12歳で、私が69歳。『あとどれくらい家族と一緒に過ごせるのだろうか』ということを考える中で今回の企画に出合ったんだ。原作のメインキャラクターとしてメリエスが登場していたことも大きいかな」

  • 谷崎潤一郎の講義で映画の歴史を習っていてよかった. 雰囲気も良かったし、昔のフィルムや手法をうまく組み合わせているのも見ていて面白かった. 贅沢を言えば英語よりフランス語で見たかった.

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