限界集落(ギリギリ)温泉第三巻 [Kindle]

著者 :
  • 鈴木みそ
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  • 山里館で、中観寺有希が、オタクたちのアイドルに変化していく。
    オタクは、孤独なので、かわいい女の子に弱いのだ。オタクたちは、元気になる。あゆ信者でなく、かわいい信者なのだ。
    一体、中観寺有希は何者か?
    山里館のプロデューサーみたいな存在、溝田とおるは中観寺有希(ゆき)に距離を置く。
    温泉に入っているゆきをのぞきみして、20代ではないと思う。
    ゆきに溝田とおるは、どこの宗教の人と質問する。
    山里館は、経費を抑えるために地元の食材を使う。カエルが多いので、カエル鍋とする。
    あゆは、東京に行き、タレント事務所に入る。歌を歌うことを強制されることで逃げ戻る。
    そりゃ。下手くそな歌を歌くないのは当たり前だ。
    あゆが戻っても、ゆきがいるので、反応が薄い。あゆは行き場所がないのだと思う。
    酔っ払うしかない。東京のタレント会社のマネージャーは、山里館に追いかけるが、会えない。
    そして、マネージャー大森はイズオにあって、提携する。
    それでも、あゆが伊豆の山里館にいることを知ったあゆファンは、山里館に押し寄せる。
    みんなで、あゆはどうすべきかを、オタクで論議する。
    そして、あゆを中心にして結束するのだった。それで、溝田とおるは、企む。
    あゆをシンボルとした、山里館を中心とした限界集落の村おこしだった。
    ゆきを宗教勧誘に来た人だとみんなに暴露される。

  • Kindleアンリミテッドにて。
    東京に戻ってしまったアユ。
    入れ替わりにやってきた謎の女子ユキ。
    なんだかんだと盛り上がってしまうオタク達。
    すべてがインチキの詐欺なのに悪さが一切ないな。
    というかむしろ幸せの方向にばかり進んでいく。
    なんだか楽しそうだな。
    しかし溝田が何者なのかが全然わからん。
    人を見る目が非常にあるし、企画力も抜群。
    常にギリギリの綱渡り状態に自らを置いてしまう様ではあるが。
    どんどん面白くなっていうなこのマンガ。

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著者プロフィール

漫画家。ちんげ教教祖。1963年静岡県下田市出身。美術予備校時代から編集プロダクションのライターとして雑誌作りに関わる。ゲーム攻略、記事、コラム、イラストなどをこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。マンガを描く。1ページのルポ漫画から、広告マンガ、ストーリーマンガまで幅広く受け付けている。著書に『ナナのリテラシー』『限界集落(ギリギリ)温泉』など。Twitter: @MisoSuzuki 鈴木みそオフィシャルBlog『CHANGE』

「2015年 『凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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